08/10/11 21:49:04
>>8
リンク先見てもどう言う物なのか良く判らないんだけど、プラスチック
で塗装仕上げかな。
綺麗に仕上げるテクニックと言ってもここで俺が簡単に書く以外にも
あちこち見て幅広く知識を仕入れるほうが良いよ。
当たり前の事だけど、ペーパー掛けではパーツの角などを削り落とさない
様に注意しつつ、凹んだ側の角もきちんと擦る様にする。
・400番のサンドペーパーで既に有る塗膜を落とす。
平面部分は木片や固いスポンジにサンドペーパーを巻いて擦る。
・600番→800番のペーパーで同様に磨き、塗料の乗りが良い様に表面
を荒しつつ400番の時に出来た擦り傷を取る。
・中性洗剤でよく洗って研ぎカスを落とし、乾かしてからシリコンオフなど
で脱脂する。油分が残ってると弾かれてそこだけ塗れなくなるので。
脱脂した後は素手で触らない様に。
・サフェーサーを吹く。これは塗料の密着を良くする下地塗料。
・完全に乾いたら1000番のペーパーで軽く磨いて表面に付いてしまった
ゴミを落としたり、垂れが出た部分を修正。
・カスを良く落として脱脂
・上塗りを薄く吹く。良く乾かしてから更に薄く吹く。これを数回繰り返して
仕上げる。乾燥中はゴミや埃が付かない様に気を付ける。
・最後の上塗り後は最低丸一日は放置して良く乾かす事。
流れとしてはこんな感じ。但し使用中に剥がれないとは保証できない。
それと読んで判ったと思うけどこれは缶スプレー塗装で。それから本体は
分解しての作業。一度分解したら製品の保証は切れるけど、どっちみち
塗装などしても同じ事だし。
ポイントは
・1日や2日程度で終わらせようなどと思わないこと。
・上塗り前の工程は特に丁寧に。塗装は下地の良し悪しが全てだよ。
・プラスチックの種類と塗料の種類の組み合わせによっては、プラスチック
が侵される事も有るので注意。プラスチックの種類は普通は製品仕様に
書かれてたり、分解すると内側に表示してあったりする(PSとかABSって)。
確実なのはそのプラスチックに問題無く使えるか、使おうとする塗料のメー
カーに問い合わせ。
・湿度の高い時には塗らない。表面が白くなってしまうので。
・寒い時はスプレー缶を微温湯などで温めておく。
・スプレーの吹き始めと吹き終わりは、塗装対象から外れた所で。
最大のポイント
・いきなりやらないで、他の物で下地作りから練習塗りして、感覚を掴んで
から本番。