09/11/20 18:58:38 xSJSEHXV
基礎が布基礎でなく石で、筋交いでなく貫が入ってる古民家をリフォームする人がいたら、金具等の耐震補強はやめたほうがいいです。
こういう伝統構法の家は在来工法とは違い、地震がきた時、柔軟に揺れて地震の力を吸収し、強力な力がかかった時は石からずれる、という構造なので、金具や筋交いで補強すると倒壊の危険性があります。
本来、伝統構法の家は在来工法の家より長持ちするので、自分が買うなら伝統構法の中古住宅がほしいです。
土台や柱が腐っても、土台交換や根接ぎをしてもらい、床の張替えや漆喰の塗り替えをdiyですれば、かなりローコストで耐震性と耐久性を維持できると思います。
在来工法の家をリフォームするとなると、耐震性を確保するには筋交いや合板で強固にしなければならないし、断熱材使用での結露や金具の多用で腐っている箇所の交換が多くなるのでかなり費用がかかります。
それに真壁の場合金具を使ったら表側に柱を出す事が出来ないので大壁にしなくてはなりません。そうなると柱の呼吸が妨げられ木の寿命が縮まります。
古民家はかなり壊されてきたので、もう都会や住宅街にはないと思いますが住んでみたいと思います
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