11/02/14 22:28:04 0JFOMsAW
>>260
学問的には(論理的には)、明らかにそうなんだよね。
垂井式というのは、ひな形として、1・4/2・3/5という形を持つもので、
1類と4類の区別が出来なくなったもの。およびこれの二次変化形。
だが、現実の方言発話において>>258のアクセントって、実は結構聞く。
特に多いのは、兵庫県阪神間や大阪府北摂の山手側で、本当に多い。
大阪梅田あたりでも、カフェなどで耳をすましていると、このようなアクセントはよく聞く。
虚心坦懐に見れば、
これは、伝統的な分析法に乗せるなら、
A説: 1/2・3・4・5 という、平板と頭高が対立するだけの2型アクセントである。
B説: 2・3類、4・5類(特に2・3類)のポジションが曖昧な曖昧アクセントである。
ということになるが、どちらもしっくりこない。話者の感覚としては、適宜ちゃんぽんにしていて、
例えば、改まった会話で、4・5類をLH(L)と発音するのは、「コテコテやわ~」と言って忌避する、
(すでに、4類と5類が違うことは忘れ去られているww)
でも、地元民同士の会話では、普通に使う、などのダブルスタンダードがみられるように思う。