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もう終わりだな
メルトダウンを隠し続けた政府と東電は万死に値する
URLリンク(hochi.yomiuri.co.jp)
先週、一番あぜんとしたニュースは、東京電力が福島第1原発の状況を説明する記者会見で、記者に「それってメルトダウンじゃないんですか?」
と聞かれ「この現象をメルトダウンと呼ぶなら、そうです」と答えたことです。なめてんのかコノヤローという感じです。
福島で何が起きたか、ちょっと整理してみましょう。津波とともに冷却水の循環が止まり、燃料が過熱して周囲の水を沸騰、蒸発させました。
このため、原子炉内の圧力が高まり、あちこち隙間が空いて放射能がどんどん空気中にばらまかれ始めたんですね。やがて水が完全になくなり、
2000度を超える高温の燃料は、バラバラになって崩れ落ちたのです。
公開されたデータによると、地震発生から4日目までに稼働中だった全原子炉がこの状態になりました。なんで、ヨウ素とセシウムばかりが
注目されるかというと、この2つの物質は低温でガス化するため、この4日ほどの間に核燃料からとんでもない量が飛んで行ったからなんです。
この段階で、風下に当たる20キロ圏外高濃度汚染地域から子供たちを避難させなかった政府と東電は将来、犯罪者と呼ばれるかもしれません。
チェルノブイリで起きたことを考えると、4年後くらいに、子供の甲状腺がんが発生し始めるリスクは少なくないと思います。
そして、現在測定されている放射線は、ほとんどがセシウムから出ています。これは放っておくと、30年で半分にしか減りません。今、
原発から300キロも離れた茶畑で、基準を超えるセシウム汚染茶葉が続々見つかっています。野菜の放射能については暫定基準があり
ますが、お茶など加工食品については基準すらないのです。
ニュースになったお茶はあくまでも生の葉っぱで、製品になったお茶を検査して出荷しているわけではありません。乾燥茶は生茶葉の
6倍ほどの放射能濃度になります。お湯を注いで飲む分には問題ないですが、お茶を粉にして料理に使ったりするのは、産地によっては
考えものです。
それにしてもあきれるのは、いまだに「最悪の事態を避けるために」なんてことを書いている新聞があることです。はっきり言います。
これから最悪なことは起きません。なぜなら、福島原発は最初の1週間に、想定されるすべての最悪の事態をすでに終えているからです。
この間、状況を隠し続けた政府と東電は、万死に値します。
(2011年5月25日08時26分 スポーツ報知)