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(注)東北の地区数2は福島の数であり、別途の情報によれば福島においてもさらに多くの地区があり、
また、山形、宮城、岩手にあることが確認されている。
以上のように地区人口が近畿周辺に集中していることは封建社会体制にれい属して
同和地区人口が居住しなければならなかったという根本の要因を示すものである。
(ハ)規模別にみた同和地区の分布
世帯数の規模による同和地区の分布は、20世帯未満の地区が28.8%で最も多く、
20から39世帯は21.5%で500世帯以上の地区は2.7%にすぎない。
すなわち、全国同和地区の約50%は世帯数40未満の地区であり、残りの約半数も40から99世帯の地区である。
(ニ)混住の状況
市町村の配置分合、都市化のすう勢、さらに大都市における同和地区のスラム化等により
混住がみられることは一般的傾向といえよう。混住が進んで実態調査の対象外になったものもある。
全国平均でみると同和地区内総人口に対して同和住民の占める割合は60%であった。
府県別にみた同和地区人口率、すなわち同和地区内総人口により同和人口を除したものは、
全国平均では60%だが、奈良、愛媛の両県は100%、90から99%が9府県、
50から89%が11県、10から49%が14府県であった。
一般的には、一・二の例外はあるにせよ、四国、近畿の地方における諸府県においては同和地区内において同和人口の占める割合が高く、
関東、中部地方の諸県においてはこの割合が低いといえる。
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