10/07/11 16:05:27 zJOiWRTc
大規模なターミナル駅と百貨店を建設し、そこを人が集まる拠点にして、お金を落としてもらうのが関西私鉄の商売方法。
梅田駅や難波駅がこの典型で、自社の鉄道路線をそこに集中させ人を集める。他社線乗換え客にお金を落としてもらうのが狙い。
東京の場合は昭和初期から地下鉄が存在し、山手線内側の鉄道建設は全て地下でなければならない制約があった。
私鉄各社は、新宿・渋谷などの始発に大規模なターミナル駅を建設する発想はなく、いかにして山手線内側に線路を延ばそうか懸命だった。
昔の東京で賑やかだったのは浅草・上野・日本橋・銀座あたりで、池袋・新宿・渋谷は寂しい郊外だったので、あくまで仮の始発駅的な発想だったかもしれない。
(戦前開通の地下鉄銀座線は別名デパート路線と呼ばれ、多くの百貨店を結んでる・・・・上野広小路駅は改札口目の前が上野松坂屋デパ地下)
例をあげると、戦前、京急は横浜方面から品川まで建設し、品川から都心方面は地下鉄銀座線に直通運転するはずだった。
最初から品川駅を始発ターミナルにする発想はなかった。
結果的に、昭和30年代前半に都営地下鉄浅草線に直通運転する結果になった。
京王線も東京市電に直通運転する予定だったので、当初の京王新宿駅は現在の地下鉄新宿三丁目駅付近にあった。
結果として、都営地下鉄新宿線に直通運転してる。
現在、東京私鉄の殆どが、新宿などターミナル駅の手前駅から地下鉄に直通運転し、終着駅に客が一極集中しないようにしてる
・・・・客(人)の流れを分散させてる。
関西私鉄の場合、現在でも地下鉄への直通運転などがあまりなされておらず、私鉄利用客の多くが用がなくてもターミナル駅での乗換えを強いられてる。
東京・大阪私鉄のどちらの方法が正しいかはわからないが、確実に言えるのは>>1はアホだからこういった事情を知らないヤツだ www