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ロンドン副市長「大阪市は静かに死んでいく」 橋下知事「大ロンドン市ならう」
2010.6.18 10:38
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
大阪府の橋下徹知事は17日、視察先の英国ロンドンで大ロンドン市(グレーターロンドン)の副市長と会談した。
大阪の現状を説明したところ、副市長は「(大阪市は)国際競争するには規模が小さく、府とも連携できていない」と“ダメだし”したといい、
橋下知事は「(府市再編で大ロンドン市のような)グレーター大阪にしないと」との認識を示した。
大ロンドンは、ロンドンの金融街「シティ」と周辺32区で構成される広域行政体。
市長が全体の行政運営で強い権限を持つが、細かな住民サービスは各区長が担う。
橋下知事は二重行政解消などのため府と市を解体・再編する「大阪都構想」を打ち出しているが、
そのイメージを「グレーターロンドンそのまま」と強調した。
橋下知事によると、副市長は大阪市について、
人口約266万人で国際競争をするには規模が小さい一方、
各区に公選区長がおらず民意の反映が難しいと指摘。府との政策連携も取れておらず
「静かに死んでいくのみ」
と言及したという。
会談は非公開で行われた。(共同)