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■個人再生の種類と特徴■
主に自営業者対象の小規模個人再生と主にサラリーマン対象の
給与所得者等再生に分けられる。
なお、サラリーマンは小規模個人再生か給与所得者等再生を使
うかを本人で選ぶことができる。
条件として給与などの一定の収入があることが必要。
-小規模個人再生の再生計画案が可決される条件は?-
以下の2つの条件を満たすこと
・再生計画案が可決されるためには反対する貸主の数が半数未満であること
・反対した貸主の貸金が貸金総額の半分以下であること
-給与所得者等再生の再生計画案が可決される条件は?-
・特になし。裁判所の判断で再生計画案を可決できる。
(注意)返済額が小規模個人再生よりも増える。
場合によっては通常通りの返済と変わらない場合がある。
■住宅ローンを抱えているのですが・・・■
個人再生には住宅ローン特則がある。
これはローンの支払方法の変更を認めるもので住宅ローンの残金は
減額されないが、住宅を失わずに済む。
しかし、特則を使うことで残金全額の一括請求を猶予や完済までの
期限を延ばすことで毎月の支払を減らすことができる。