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過払い国賠訴訟第1回公判 時間稼ぎ?次回は9月
> 盛岡のユニワードによる過払い金返還請求に対する国家賠償請求訴訟の第1
> 回公判が6月18日、東京地方裁判所で行われた。
> 国側が「請求の原因が明確ではない」と求釈明したことに対して原告から
> 「違法と判断された施行規則を作成した作為の過失」「同施行規則のまま貸金
> 業者を指導し続けた不作為の過失」「最高裁判決後直ちに施行規則の改正を
> 行った作為の過失」の三点を上げ、これに対して国が準備書面を用意すること
> となった。
> だが、裁判長が「準備書面を用意するのにどの位の期間が要るか」と国に尋
> ねると」、「3カ月半」と答え、「もっと早くできないのか」と問われると「7
> 月は人事異動があり、8月は8月だから」と答えた。
> 国は三カ月半の猶予を求めたが裁判長は8月末までには準備書面を用意する
> よう指示、第2回公判は9月3日に開かれることとなった。
> × ×
> 注目を集めた国賠訴訟に、業界人やマスコミが傍聴に集まった。
> だが、準備書面の用意期間に長期間を要する理由として、始めは「施行規則
> 策定当初の事情から調べて作るということであればそれ位かかる」と言ってい
> たものの、裁判長に「最初からそんなにきっちりしたものを作らなくてもいい。
> 概要だけでも良いから」と言われると、「人事異動があるし、8月は8月だか
> ら」と子供のような返答。これには原告弁護団、傍聴者を含めて笑いが出た。
> 「8月は8月だから」というのは「夏休みで仕事ができない」という意味なの
> だろうが、国民が国家賠償請求を行うというのはよほどの覚悟の上でやってい
> るということが分からないらしい。
> 今回の訴訟は、全ての事実関係が国会議事録や最高裁判決、その後の施行規
> 則改正におけるパブリックコメントなど公式書類が全て残っている事案のため、
> 証拠調べには時間がかからないと考えられていた。だが、このように「時間稼
> ぎ」するとすれば、判決までにどの位かかるのか予想がつかない。それまでに
> 業界は消滅してしまうかもしれない。