11/06/22 21:17:34.55 4r5wAxJG0
【判定】
このレンズは、初めてレンズであるが、マニアにとっても選択可能なパフォーマンスを持っている。
解像度は大変良好である。像面の大部分では、f1.8やf2.2ですら大変シャープである。
四隅では、goodであり、それほど印象的ではない。開放時ではかなりソフトコントラストだ。
イメージクオリティーは、f2.8以降では全域で良好となり、f4-f11では大変高評価となり、特にf5.6でピーク性能となる。
周辺減光は開放時には代表的な問題となるが、ソフトで修正するなりf2.8以降まで絞れば良い。
色収差はかなり低い。
ボケ味は良好だー特に後ボケのカスミ具合が素晴らしい。
"Bokeh Fringing"はf1.8とf2.2ではかなり目に見えるが、特に問題とはならないだろう。
おどろくかもしれないが、本レンズは光学性能上35mm f1.4Gよりも現実的には良い選択肢だ。
新SAMのAF性能は今ひとつだが、実際のフィールドテストでは大きな問題にはならなかった。
機械的なクオリティーにはコストカットが見られ、"plastic-fantastic"なレンズであり、かなりチープに感じるのは不幸なことだ。
しかし、技術的にはコストカットは何も問題を産んでおらず、安いという事はあなたの財布を緩めるかも知れない(最後は意訳)
光学性能3.5、機械的な品質2、コストパフォーマンス5
という所かな?