11/01/09 18:35:57 O9eY51nzP
そこまでの意図を以て構図を決めたかまではわからないからアレなんだが、
時計回りに20度回転させてみれば鶴は確かに垂直に立つ。
立つが、代わりに被写体の占有面積が減る。
タイトルからして二羽の世界を作っていることに意味があると思うので、
背景の面積を広げてテーマを希釈するのと構図の安定を両天秤にかけることに
なるんだと思う。むしろ天秤にかけた結果わざと傾けた可能性さえあるかも。
プラス、見つめ合う頭部は胴体に対して写真全体に占める面積が少ない。
写真上部中央に頭部を持ってくると、鶴の尾や美しい両翼まで幅をとると、
頭部の両脇がスカスカになる。これを写真の隅に配することでほどよく
空間を削って強調してるんだと思う。