10/07/09 19:48:38 TLoNy+mm0
初心者向けのKISSシリーズを中心に、デジタル一眼レフ市場でトップシェアをキープしていたキャノン。
しかし、ミラーレス一眼タイプの台頭とともに変化が生じた。
ライバルのニコンが2010年上半期のシェアを伸ばしたのと対照的にまさかの10%近いシェアダウン。
これまで歯牙にもかけていなかった下位メーカーに、軒並みシェアを奪われてしまった。
凋落の兆しはあった。
昨年はプロカメラマン向けEOS-1D MarkⅢで、信頼性を揺るがす度重なるリコールの発表、
ハイアマチュア向けのEOS 5Dでは、心臓部のミラーが脱落するなどの品質問題が頻発。
更に、満を持して市場に投入したEOS7Dでは、セールスポイントのファインダー視野率100%が
偽装表示だったことが発覚するなど、消費者の信頼を揺るがす問題が、立て続けに起こったのだ。
また、常にランキングトップに君臨するはずのEOS Kissシリーズでは、新商品のEOS Kiss X4が
まさかの販売不振、大幅なシェアダウンの最大の要因となってしまった。
初心者向けには疑問符のつく不必要な高画素化などにより、販売価格が大幅に上昇したため、
価格のこなれた旧モデルのEOS Kiss X3の方がランキング上位につける逆転現象が発生。
マーケティングのキャノンが完全に市場の動向を見誤ってしまった格好だ。
ニコンの独走を阻止するためにも、ミラーレス一眼勢を牽制するためにも 、キャノンの役割は
非常に重要だが、どうにも最近は元気がない。
元気があるのは2chのアンチニコンスレだけとはお寒い限りだ。
いちキャノンファンとして、ここは心を鬼にしてスレを立てる。甦れキャノン!
BCN2010年上半期デジタル一眼シェア動向
URLリンク(bcnranking.jp)
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