10/07/18 14:18:19 uID84+LA0
これまでの経緯をおさらいしよう。
2008年から2010年にかけて、オリンパスとパナソニックが「レンズ交換式デジタルカメラ」を
「○○一眼」と称し販売し始めた。
しかし、これまで「一眼」は「一眼レフ」の略称として用いられてきた言葉であるため、
「一眼レフでない一眼」 に対する批判があがった。
・一眼レフファインダー形式ではないカメラを「一眼」と称するのはおかしい
・EVFには光学式ファインダーにない利点を備えているが、劣る部分・未完成の部分もあるため、
紛らわしい 「○○一眼」表記を使わず一眼レフとは明確に区別して販売するべき
・EVFすら備えない背面液晶のみのカメラまで「一眼」と表示して販売している
・そもそも「○○一眼」というのが何を指すのか、一切の定義が説明されていない
・「○○一眼」があたかも「一眼レフ」あるいはその一種であると誤認させるような宣伝をしている
・高級、高性能、高画質のイメージを持つ「一眼レフ」の一般イメージを利用して、μ4/3やNEXを
販売しようとする悪質なイメージ商法だ、などなど。
量販店などの販売関係者やメディア関係者の一部は、カメラについて詳しくないため、「メーカーが一眼
というのなら一眼なのだろう」と誤解。一時は雑誌や店頭での「○○一眼」表記が定着するかに見えた。
ただし一方で2009年末から、カメラ雑誌などのメディアにおいては「一眼レフではない一眼」表記は
排除されつつあった。ところが2010年5月、突如としてソニーが一眼商法に追従。<<今ココ
現在、オリンパス・パナソニック・ソニーの「一眼レフ分野での負け組」三社が「一眼」を言い張る状態と
なっているが、三社とも「○○一眼」の定義を明らかにしていないため、果たしてオリンパスやパナソニック
の主張する「一眼」がソニーの提唱する「一眼」と同義のものであるのかも不明確であり、消費者の混乱に
一層の拍車がかかるものと予想される。