10/07/28 15:57:51 9WYhEw0F0
ニコンは50㎜でもボケ味で敗れ、対シグマ10連敗。
どうしてこうも差がついてしまったのか-。
象徴的なのは、この年5年目となった17-55/2.8とシグマの新製品17-50/2.8だろう。
実売17万円のNikonに対し、シグマは6万円でOS付。
後藤チーフは「相手はシグマだし、価格競争は簡単ではない。我々が頑張らないといけないのに7年も放置していては」
とレンズ開発チームの怠慢にあきれ顔だ。
デジタル以前の時代はNikonの方が、シグマよりも評価は高かった。
ところが、今やすっかり逆。
「これまで積み重ねてきたものの差が出てきたということでしょう」と
Nikon首脳陣。
ウサギとカメの例えではないが、AF化やズームレンズ普及後、地道な努力を続けてきたシグマに対し、Nikonに一分の慢心もなかったとは言い切れない。
また、Nikonとシグマの「環境の違い」も無視できない。
ニッコールのレンズというだけでチヤホヤされるのに対して、シグマのレンズは実写で結果を出してナンボ…。
Nikonは「シグマ85/1.4には今年一番むかついた。いつもは他社製レンズを意識しないけど、今回の85㎜はEDだしナノクリだから、絶対に負けたくなかった」
と悔しがったが、今の実力差を再びひっくり返すのは至難の業といえそうだ。