10/09/14 08:51:33 KHDOZRY50
簡単に書くと、
虚像とはレンズの中に見える像。
実像は白紙などに投影した像。
カメラの場合、感光体に投影された像が実像なわけだが、フィルム一眼レフでは
その像を観測することが不可能であったため、レンズからフィルムにあたる距離
の場所に半透過のスクリーンを置き、そのスクリーンに投影される実像を裏から
観察した。
透過スクリーンには像は結ばれず、その為、目でレンズが作る虚像を見ることになる。
従って、センサに投影される実像を観測することは不可能になったため、AFや
スーパーインポで補完している。
一方、デジタルカメラは、センサに結像された像を電子回路を通して観測している。
したがって、本来の一眼カメラは、レフなしのデジタルカメラだってことだな。
AF機能やミラー駆動に命をかけたエンジニアにはお気の毒だが、
一眼レフカメラにこだわりを持ってデジタル化したら、ミラーは邪魔。