10/05/09 20:08:14 3tU4c3M40
さてさて、TVもつまらんしネタの続きを。
色々とネタは腐るほど持ってるんだが、
上記の電波法違反ってのと同系列の問題をひとつ。
中華業者の扱う多灯ソケットは4灯→6灯→8灯と増え続けているが、
そもそも単純な製品でありながら、ナゼ日本のメーカーが作らないのか?
一般の室内照明器具ならば似たものが存在するカテゴリーの製品であるが、
それらの照明器具はJIS規格だのPSE(電気用品安全法)だのPL法の基準をクリアして販売されている。
コンサートホールや劇場などの演出空間照明機器類にはJATENT規格というものがあるが、
撮影照明器具を製品として販売するにはPSE法もPL法もクリアする必要がある。
SD写真電気工業が長らく多灯製品を販売出来なかったのも、そういう問題からだ。
SDの主力製品であるRIFAなどは消防法の絡みもあってアイデアがあっても発売出来ないバージョンが多数あった。
(一部のお得意様には同意書に一筆書かせて改造受け付けしてたけど)
現在、多灯ソケットを販売しているのはPHOTOTOOLSやTAKUMARU-ONLINEなどの無店舗営業しているネット事業者のみ。
つまり、簡単に言えば法令無視のゲリラ販売で、安全の保証が皆無な製品が流通しているということだ。
沖縄業者が手を出さないのは珍しくも賢明といえようが、かといっても無くなっても困る製品。
8灯ソケットの威力は充分で、低予算のグラビア現場には欠かせないものになってしまった。