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自転車:事故で賠償5千万、実刑、失職…加害者に重い代償
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高額賠償を命じる判決が相次いでいることが判明した自転車を巡る交通事故。
一瞬の不注意は被害者や遺族に大きな痛みや深い悲しみをもたらし、
長く癒やされることはない。加害者側にも賠償の負担に加え、
刑事罰や失職など重い代償がのしかかる。手軽さの裏に潜んでいる「悲劇」が浮かぶ。【馬場直子、北村和巳】
05年11月、東京都杉並区の幹線道路。当時55歳の女性は、
結婚したばかりの娘とその夫が訪ねてくるため、もてなしの買い出しに向かったところだった。
横断歩道を渡っていると、信号を無視して時速30~40キロで走ってきた自転車にはね飛ばされた。
頭を打ち、意識が戻らないまま、数日後に亡くなった。
刑事裁判の1審判決後、遺族に「不注意で取り返しのつかない事態を引き起こしてしまいました」と手紙を書いた。
「裁判対策だ」。遺族の怒りを増幅させただけだった。
賠償金は所持するクレジットカードに付いていた賠償責任保険で支払った。
刑期を務めて出所し、司法による償いも終わった。でも、仕事は失った。