09/12/21 03:39:35 WIykKhoc
「カード偽造、中国で学習」日本人を初逮捕
クレジットカードを偽造し、商品を詐取したとして、大阪府警が日本人と中国人のグループ約20人を詐欺容疑などで逮捕したことがわかった。
押収したカードは約3000枚で、被害は数億円とみられる。こうした事件では従来、外国人がカードを偽造し、日本人がこれを使って
商品を購入するケースが大半だったが、今回初めて、日本人が偽造役として摘発された。中国で偽造技術を学んだとみられ、
府警はカード犯罪の拡大に警戒を強めている。
事件は昨年10月、関西空港で、中国からの国際郵便の中に偽造カードの材料となる原板「生カード」約400枚が見つかったことから発覚。
府警が内偵を進めていた。今年9月には、同府高槻市の大工・若林拓哉(27)、住所不定、無職・正田宗耕(もとやす)(25)両被告を逮捕。
その知人宅から、数百人分の磁気情報が保存されたパソコンや偽造カードのほか、刻印機など中国製の偽造機器を押収した。
若林被告は調べに対し、「昨夏頃、中国人の指示で中国に行き、約1週間、偽造方法を学んだ」と供述。帰国後、正田被告とともに偽造を始めたという。
磁気情報は、府内のエステ店でスキミングされたものなどで、グループはブランドバッグやパソコンなどを購入し、換金していた。
商品を購入する役を中国人が常に監視していたといい、府警は中国人がリーダーを務めるグループとみている。
(2009年12月21日03時04分 読売新聞)
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