11/06/21 17:47:10.39 TVPlFt7W0
青梅で漬ける地域もあるし、そうじゃなくても、
意外と、「梅干はまだ青い梅で漬けるもの」だと思い込んでる人もいるよねぇ。
うちのお姑さんがそうで、もう四十年も青い梅で梅干を作っているみたい。
黄色くなった梅は、傷みかけた状態なんだと思いこんでいるらしい。
いつもガリガリとした固い梅干が出てくるから、この家はこれが好きなんだと思ってたけど、
数年前、お姑さん自身が、「どうしてこんなに固くなるのかねぇ、重石もしっかりかけてるのに」
と言って、思い込みだったのが発覚したけど、
やんわりと「黄色く熟した梅で作ると柔らかいのができますよ」と言っても、一年後には忘れてる。
それに本人が「いやぁ、その年の梅の出来具合によるんだわ。柔らかいのが出来たこともあるもん」
と言っている。
でも、家族の話では、それはものすごい重さの重石をかけてぺったんこになって、固いも柔らかいも
分からなくなった梅干だったと言っている…。
去年は、「梅干漬けようと思ったのに、忙しくて、梅が黄色になってしまった。もうこれは駄目やね…」
と寂しそうに言うから、「これがちょうど漬け頃ですよ、きっと美味しいのができますよ」と励ましたら、
漬けたのはいいけど、「痛みかけの梅だから、カビが心配」と、いつもの倍も塩を使い、
半個でどんぶり飯がいけてしまうような梅干になってしまった。
いいお姑さんだし、主婦歴四十年のベテランにあまり口出しも出来ないし…どうしたものか。