06/02/07 04:06:48 bJ8tRQv1
>>11
ではご期待(?)に答えてwww
>>10>>12
科学的なのはむしろグリゼーの方。科学的というよりはコンセプチュアル。
>>10であなたが書いたような作曲賞云々なんてのは関係ない。
それはそれぞれの作曲家の聴衆(いやむしろ楽壇)へのアプローチの仕方だから。
ただしIRCAMにいる間は、研究員でも他の招聘作曲家でも、コンピュータを用いた
作曲をすることは義務。
その成果を出すためにフランスの税金を使って研究させてもらっているわけだから。
>>14
そう、漏れはモロにスペクトラルな書き方は踏襲していません。
ミュライユの近作などは、分析的というよりはむしろ詩的なインスピレーションの方が強いはず。
それを補うために倍音からOpenMusicを用いてリズムを編み出しているらしいが。
その友人の曲というのは、縦の部分に関しては倍音列に基づいて作っているということ?
あるいはミュライユの音楽に特徴的な、たとえばフルートの高音域のゆっくりとしたビスビリャンド
などを多用すると、若干「ミュライユっぽい響き」にはなる。2002年にダルムシュタットで見た
彼の弟子たち、いわゆるミュライリアンと呼ばれる人たちは、そういう表面的な技法を
大量に模倣していた。これはシャリーノの周りについても言える。
かつて近藤譲が2002年芥川作曲賞の審査席上で発言したという、
「スペクトル楽派は縦の響きについては論理的だが横の流れについては必ずしもそうとはいえない」
という言葉は、いまだに「的を得ている」状況にあると思う。
ところで誰かスペクトルに対抗して「宇宙猿人ゴリ楽派」でも立ち上げてよwwww