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キラーギターズから発売されている高崎晃モデルのボルトオン、ディープジョイントについて考えてみよう。
このギターの弦に対する反応はポールリードスミスのセットネックモデルに似ている。
なぜならネックセット方式は分類上違うがネックジョイント部に封入されている力の“形”が同じだからだ。
高崎晃モデルのネックはボディーの奥深くフロントピックアップの後ろまで伸びている。
フロントピックアップが存在する訳だからフロントピックアップキャビティーが必要だ。
当然ネックの上からキャビティーがルーティングされている。
そしてネックをボディーに接合する螺子(ねじ)はフロントピックアップをまたいで前後に打たれている。
ピックアップをマウントするスペースを獲得するためにルーティングされたネックは非常に薄くその部分をはさんでその後ろに螺子を打っても正直ネックをボディに押し付ける役目としてはほとんど意味はない。
つまりピックアップの前部の2本の螺子だけでネックはボディーに押し付けられているだけなのだ。
勿論弦はネックを引っ張る。
その力がネックを止める螺子によって90°方向を変えネックをボディーに押し付ける力に変換される。
当然ネックをボディーに押し付ける力の一部に弦自身のテンションを流用している訳だからネックジョイントが弦の影響を受けて共振してしまう事が理解できるだろう。
そしてこのジョイント方法は従来のフェンダーのボルトオンジョイントに比べ弦との共振(ロス)は多くなる。