11/05/28 15:23:27.77 617fGF3i
セッションやライブで、ゲストのギタリストが加わる時はギターが4~5人なんて編成もあるにはあるんだけど、
みんながみんな同じメロディをユニゾンで弾くってことは、そういう場合でもあんま無いんよね。
2人以上ギターが常時いたロック・バンドは、ビートルズ、ローリング・ストーンズ、イーグルス、エアロスミスなど多々あるけど、
…ソレ以上に「ツイン・ギター」を印象付けたジューダス・プリーストやスコーピオンズにしても(ガンズ・アンド・ローゼス、Velvet Revolverもギターは2人)、
ユニゾンになるなんてことは「あるか無いか」ぐらいで、
一人がリズム・ギター(リフを刻む)、もう一人がリード・ギターてんが一般的なのよね。
エレキは理論上は無限に音量を拡大できるから(つまり音量に関係ない)、複数でユニゾンやる意味があんま無いということなんだと思う。
ロックと比べると、ブルースは「各ミュージシャンの個性(嗜好)」をヨリ前面に出す。
ブルースマンは同社・同型のギターに同じアンプでも、わりに一人一人が違う音を出す(のを重んじる)のよね。
ロックのギターが「何社のギター」「何社のアンプ」「何社のエフェクター」で音作りしてるのと、カナーリ異なるんだよね。
で、譜面どおり弾くってよりは、ジャズ的と申しますか、アドリブ自由なセッション感覚で弾いてることが多いので、
ギターが何人いても、似たようなフレーズばかりなくせにw、各人が埋没しないでいられるのよね。
ロックやブルースでは、ギターをユニゾンで弾く意味があんま無いと言ってしまって構わんだろうし、またギタリストがそういうのをやらない(考えもしないんだと思う)。
ロック用語としてのユニゾンは、むしろギターとベースがそっくり1オクターブ違う音を完全に一致させて弾くことを言う場合が大半で、ギター同士のユニゾンはほとんど無い。
新堀さんがやってるような「分厚い音を作る」ためにギターでユニゾンやるよりも、ベース1本使うほうがよっぽどサウンドが分厚くなる。
ここに「結論が出ている」と思うのだが。