10/12/23 13:07:00 r5VSGroi
トランジスタアンプがペラペラな音だった経緯には、ちゃんとして技術的理由があるんだよ。
真空管全盛の時代、ダンピングファクターがあまり取れない真空管アンプに合わせてSPユニットの特性を決めてあったわけだ。
そこに、回路だけをトランジスタに置き換えたら、SPとミスマッチするのは当たり前なんだよ。
だから、同じトーン設定のままだと、ペラペラの音に聞こえてしまったわけ。
何のことはない、トータルコーディネ~トが出来てなかったね~というわけ。
トランジスタアンプでは高帰還な設計にして、スペックを飛躍的に向上させることができるから、
真空管回路に対してそういう設定をしてしまっていた事も、SPとのミスマッチをさらに大きくしてしまっていたわけ。
要するに、トータルで設計してあれば、どちらもそれなりの音にすることができるんだよ。