11/03/29 14:52:04.92 BZy/rhdq
山下氏が開拓した新たなギターの可能性が、誰も真似できないという
理由で忘れられていくのは忍びないね。
ロックギターの世界でも、ホールズワースの超絶テクは一般化しなかったが、
人より大きな左手がないと弾けないフレーズを、右手も使うという発想の転換
によってエディが克服し、それ以前にない跳躍する音がポピュラリティを得た。
山下氏の場合だと、何が一般化する可能性があるだろうか…
自分が思うには、音色の多彩さだと思う。「正しいフォーム」に縛られていた
クラシックの世界に、表現するのに必要ならば楽器の向きを変えたり、
決まった弾弦位置に囚われたりしない自由な精神性を持ち込んだ事、
これが後の世代に継承されるのではないかと思う。
姿勢が悪いとか、音が汚いとか色々批判もあったようだが、新しい演奏家が
山下氏の天才をどのように解釈するかに期待したいと思う。