10/11/22 00:14:34 7mZaKSy1
ネックをTバー補強してたビンテージマーチンなんかはネックががっちりと硬い分ヘビー弦でもほとんど反らなかった
その分弦テンションのダメージがジョイント部分に効いて長年の間少しずつ起き上がってくる事がある
これは構造上仕方ない事で、当時の製作者もわかっていた最も弱いジョイント部にダメージが行くのは当たり前だから
だからダブテイルジョイントでしっかり固定されていたけど接着はニカワ等、あとで熱をかければ剥がして角度を直し、
再接着できるようになっていた。
これが「ネック(元)起き」。
ところがギブソンのギターなどは昔からトラスロッドをネックに埋め込み、
弦テンションによるネックの反りを矯正できる仕組みをネック自体に持たせる事に成功していた
これだと動くのはネックだけであり、ネックジョイントはがっちりと接着されて動かない方がいいわけだ
こういったギターで、トラスロッドが利かない部分のハイポジが起きてきてしまう不良を「ハイポジ起き」という。
これはネック自体の強度に問題があるので厄介。アイロンなどでも完治は難しい。
ところがギブソンのギターでも、上のマーチンギターのように少しずつジョイントが動いて起き上がってきてしまうものがある
ジョイントの工作精度が悪く、接着剤が密着されてないなど、近年製ギブソンでも多くみられる症状。
これらははっきり言って欠陥品。現代のトラスロッド入りのセットネックギターは強固にボディとジョイントされているべきだからだ
これら2つの対処法はまったく別。まともなリペアで混同した言い方が許されるはずはない。