10/09/04 21:09:54 nmC/iCgO
>>539
単なるレコーディング方式の違いと、歪み方式の違いは、一律に考えてはいけないよ。
レコーディングのデジタル化では、せいぜいローパス必須とダイナミクスレンジ減少ぐらいで済む。
「線と点」も、実は記録方式に限るなら、実はそれほど問題にならない。
フォントを拡大してもなめらかに表示できるのと同じ。
逆に、歪みのデジタル化となると、根本的にバーチャルな回路をシミュレーションしなければならない。
楽器類の歪みに、ダイナミクスを最大限に生かせるアナログ方式を用いれば、
後から様々なコンプレッションがかかろうが、ダイナミクスの効いた音色の表現は維持できる。
もともとこれだけシンセやDTMが発達した現在でも、ギターやベースが廃れないのは、
その桁外れに大きいダイナミクスレンジに大きなアドバンテージがあるからだとされる。
この特徴を、奏者自らが制限する必要は無いというのが当方の見解。