11/01/29 00:34:58 XJaCYcNg
借金をしておカネを配る―。“大盤振る舞い政権”の限界
現在の民主党政権の政策運営を見ていると、結果的に「借金をしたお金を国民に
配っている構図」が浮かび上がってくる。これでは“大盤振る舞い政権”と揶揄
されても仕方がない。
民主党は、選挙対策のマニフェストの中で、「子ども手当て」などの手厚い
ベネフィットを約束した。政権奪取のためには、ある程度は止むを得ない側面は
あるものの、その公約を実現するための概算要求は過去最大の95兆円まで膨らま
ざるを得なくなった。要求額の合算されていない事項要求を含めると、その額は
97兆円にも上る。
景気悪化による税収の減少が避けられないことを考えると、国債の大幅増額は
不可避だ。国債発行額は50兆円に迫ることになると見られる。当初、鳩山首相が
主張していた「ムダをなくし、特別会計の埋蔵金を使うことで、国債の増発は避
けられる」という公約は、すでに雲散霧消した。
「多額の国債発行=借金」を行ない、そのお金を国民へ“大盤振る舞い”する
格好にならざるを得ない。
問題は、今後も財源の当てのない支出が続くことで、わが国の財政状況が一段
と悪化することだ。もともとわが国の財政は火の車で、主要先進国の中で最も
深刻な状況だ。
それに加えて、鳩山政権が暫定税率の廃止や、高速道路の無料化などを実施する
と、財政の赤字は加速度的に膨らむ。現在のような税収の低迷が続くと、国債発行
額は「雪だるま方式」で拡大することが懸念される。
従来のように、国内の資金に余裕があればよいのだが、今後わが国経済の活力が
減退することで国内の資金需給がタイトになると、国債の金利水準が上昇すること
が考えられる。
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