【OKI】 沖電気の裏事情 Part34at COMPANY
【OKI】 沖電気の裏事情 Part34 - 暇つぶし2ch344:名無し
10/10/26 22:46:41 ZhhmgSvG0
ちょっと前の記事だけど

日経産業新聞 平成22年10月15日 「眼光紙背」

名門企業の止まった時間

 弊紙は先ごろ創刊1万号を数えた。創刊時から執筆している記者として、この間の産業界の変貌ぶりにはただ驚く。
御三家、四天王、五摂家―。どの業界にもあったこんな格付けは消え去り、都市銀行ももはやステータスではない。「総合」 は無能の傍証になった。

カネボウ、ダイエー、日本航空。凋落の坂道に立ちすくみ、手をこまねくだけだった多くの経営者の顔が浮かぶ。

 通信の名門、OKI がこのほど減資と第三者割当増資を含む経営再建策を発表した。創業から約130年も経過し、弊紙創刊時にはNEC、富士通と並ぶ 「電電御三家」 の一角。
IBMに対抗するため通産省 (現経済産業省) が主導したコンピューター業界再編では、三菱電機と組み、小型機や端末装置の中核グループに擬せられた。

篠塚勝正会長は1963年入社だが、当時は富士通よりも売り上げ規模は大きかった、という。今はほぼ10分の1にすぎない。

 同社の危機は20年以上も前から指摘されてきた。

提携話が乱れ飛ぶあるとき、鉄鋼大手が同社を買収するという話が兜町を駆け巡った。

当時の会長の自宅を訪れると、けげんな表情で応接間に招き入れられた。
テーブルには畳半分ぐらいの大きさのジグソーパズルが完成しかけていた。
グラスを横に黙々とパズル片をはめ込む会長。

同社の行方を懸念する空気とは隔絶した、止まった時間があった。
爾来、OKI 時計は停止したままだった。 (手児奈)



次ページ
続きを表示
1を表示
最新レス表示
レスジャンプ
類似スレ一覧
スレッドの検索
話題のニュース
おまかせリスト
オプション
しおりを挟む
スレッドに書込
スレッドの一覧
暇つぶし2ch