11/07/04 23:21:03.59 KmgYj40h0
>>766
だから、思考盗聴システムは、盗聴されている側の恣意的な情報コントロールが１００％不可能だから、善用はできないんだよ。
悪用するから役立つシステムなだけで、善用しようすれば完全な欠陥商品なわけ。
昔から、意思表示のできない障害者向けの利用がいわれているけど、障害者にだって人権がある。
意思を他人に伝達できるという大きな喜びの後には、本音も全部公言しちゃうという問題が待っているわけ。
研究者ならその辺をもう少し研究するべきだろうが、情報が脳からシリアルに流れ込んで処理するというシステムであれば、原理的に不可能。
仮に、特殊な思考記号を定めて、その記号が発せられたときは思考内容をアウトプットしないと設計変更すれば、今度は、思考内容の検閲システムを新たに加えなければならなくなる。
そうすると、検閲処理に時間を食われるから、処理に時間がかかって、実用に耐えれないという話になる。
この世に出てきた以上、必ず使い道があるはずだという信念をもつ人もいるだろう。
でも、消滅するために、廃止されるために生まれてくるものだってあるわけで、生物とは違って人工物の場合には特にそうだと思う。
なお、犯罪捜査に応用するという案もあるが、犯罪者にも一定の人権があり、それが思考盗聴導入によって吹っ飛ぶわけだから、無理であろう。