09/10/01 23:50:38 Zebke9Dc0
さいか屋が複合SC構想から撤退へ
経営再建中の老舗百貨店さいか屋(川崎市川崎区)は、藤沢市のJR藤沢駅前再開発予定地に計画していた複合商業施設(SC)構想から撤退する方針を固めた。
さいか屋の親会社でもある雑賀屋不動産(横須賀市)が再建策の一環として特別清算されるため、グループでの事業継続が困難と判断した。
まあ、8月4日のさいか屋経営破綻から始まる一連の話の一つに過ぎないわけですが、
藤沢市が進めている藤沢駅北口通り線の建設や藤沢北口駅前地区整備事業が、そもそも活用不能地を抱えたさいか屋救済のためのものだったことが改めて確認された格好です。
記事にありますが、実際の所有者である雑賀屋不動産は清算されることから、金融機関への返済のために早い段階で土地が第三者に売却されてしまうことになりますが、
この経済環境下でどれほどの値が付くんだか。
というより、これは藤沢市が大急ぎで購入しないと、藤沢市役所の移転or建替え構想に大きく響いてくるんじゃないでしょうか?(笑)
藤沢市では、さいか屋の経営破たんを機に急遽、藤沢北口駅前地区整備の担当セクションを新設したそうで、その拙速さは庁内でも異論が出ているんだとか。
無理もありません。
さいか屋本体については10月16日の第2回債権者会議を経て、11月13日の第3回債権者会議では事業再生計画案がまとまる予定。
この進捗いかんでは、市の対応が追いつかなくなる可能性もあります
当該用地は所有者が破綻状態にあり権利者の移転や拡散が迫り、さいか屋自身の救済という当初の目的が空中分解しようとしているこの事態に際して、藤沢市が今後どのように藤沢北口駅前地区整備を進めて行くのか。
全く目が離せない状況にあります。