10/03/17 20:58:47
>>793
そんな長く使ってる磨き布だともうとっくに研磨剤とワックスの効果は切れてて、
かえって磨くときにホコリとか巻き込んで傷つきやすくなるだけだよ。
貴金属磨きは使い捨てと心得た方が。最近のは高性能だからお勧め。高いけどね。
マジにどんなコンパウンドよりも細かい粒子なので綺麗になります。
瑞六のネジ留めってプラスネジの? それだったら間違いなく平成期のだと思うけど。
戦後の勲章はもれなく造幣局製でどんな小さいものでも本七宝だよ。だから高い。
(造幣局直販の略章の桐花章とかはあの大きさで10万近い)
たぶん欠けかヒビを補修するのに赤が透明の樹脂かオイルをしみこませてたんじゃないかな。
宝石のエメラルドが水につけちゃいけないと言われるのは、そういうの処理剤が傷んじゃうから。
表面が白っぽくなるのは、本七宝(ガラス質)でも微妙に表面が削れるから。
エポキシとかだと経年で縮んだり黄ばんだりすることが多いです。
本気で気になるんなら七宝バッジとか作ってる会社にポリッシュ仕上げ頼んじゃうって手もあるけどね。
メッキもできるし。
でもとにかくその古すぎる磨き布を替えるのが先決でしょうな。
特に楽器用ってことは主に真鍮用の荒い物なので、
柔らかい銀製品には乾いた雑巾で拭いてるようなもんだよ。
高いけどちゃんとしたの買った方がいい。
ステンレス磨き→真鍮磨き→銀磨き→金磨き
ってふうに徐々に研磨剤の番手を上げていくとピカピカになりまする。
勲章に使われてる銀はアクセサリーなんかに使われてる925銀じゃないので
柔らかくてデリケートな物と心得るべし。