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指揮者交代で朝日新聞社勝訴 東京地裁判決
06年9月に大津市であった「ローマ歌劇場日本公演」をめぐり、指揮者が突然交代し、代役による演奏を
聴かされて精神的損害を受けたとして、東京都内の男性が主催した朝日新聞社などに賠償を求めた訴訟で、
東京地裁(片田信宏裁判長)は29日、男性の請求を棄却する判決を言い渡した。
同時に主催した財団法人びわ湖ホールと朝日放送、特別協賛した野村証券に対する請求も棄却した。
判決は、公演のパンフレットなどに「指揮者はやむを得ない事情により変更になる可能性がある」と明示してあったことを指摘。
「ローマ歌劇場との交渉経緯などから、指揮者の変更は主催者にとってやむを得ない事情だった」と認めた。
男性は、世界的指揮者のジェルメッティ氏の指揮でプッチーニのオペラ「トスカ」が上演されると宣伝されていたのに、
実際には格下の指揮者に変更されたのは契約違反などと主張。チケット代など4万8290円と慰謝料20万円の支払いを求めていた。
朝日新聞社広報部は「本社の主張を認めた妥当な判決と考えています」とのコメントを出した。
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