10/07/03 00:50:46 hxBVN9Kh
困った方々ですね。「カルメン」なら、あの有名なフレーズだけで十分ですよ。「リゴレット」然り。
多分眠るでしょう。日本なら歌舞伎でしょ?音楽としてはモーツァルトに比べたら稚拙すぎます。結局、愛だの恋だのがテーマになる。
モーツァルトでは話の筋は何でもいいんです。音楽は人間の日常の感情を突き抜けてますから。
ワグナーの音楽を理解する上で、指輪の筋や伝説を知る必要がありますか?あなたには必要かもしれませんね。私には不要です。
ワルキューレだけ聴けば、ワグナーの音楽だけでなく、ワグナーという男の正体も私には解る。それは偉い人でしょう。が、私には不要。
音楽としては「クナのタンホイザー序曲と、ジークフリートの葬送曲」だけあればいい。
音楽は心で直に聴くものです。言葉の意味は解らぬとも感情は解る。
モーツァルトの音楽は「存在そのもの」に触れる。「美の正体」に触れる。
レオナルドの「聖ヨハネの人差し指」は何を指さしていると思いますか?
モナリザ、聖母子と聖アンナと共に、レオナルドが終生手放さなかった3つの絵の1つです。
カルメンの音楽が表わしている事とはまったく無縁な「あるもの」です。
私は娯楽は好みません。