11/07/29 08:26:56.57 5R3PxjPJ
シューベルトの「グレート」
副題が付くぐらいですから愛聴してる人も多いだろうと思いますが
何度聴いても2~3楽章の途中で飽きてしまって眠くなります。
同じことをgdgd繰り返してるような感じで何だかつかみづらいです。
またベト5のような盛り上がりがあるでもなく
チャイ6のような静寂に包まれる感動というのもなく・・・
この曲ってどう聴いたら楽しめますか?
5~6枚試していますので演奏家云々は関係ないと思います。
825:名無しの笛の踊り
11/07/29 08:40:20.57 1MmvQMfi
>>824
この曲を世に出したシューマンが言うように、「天国的な長さ」
に身を浸せばよいのです。
その意味で、まさにブルックナーの先駆。ブルックナーが苦手な
人にはつらいかもしれない。
826:名無しの笛の踊り
11/07/29 10:11:34.97 nfrHxFhH
ベト5みたいな曲だと多少ぼんやり聞いていても音楽の方が引っ張ってくれちゃう
みたいなところがあるけど、シューベルトの方はこちらが耳をすましていないと肝心な
ところが捕まえられなかったりするね。
グレートの2楽章でいえば、シューマンが「天使がそっと通り過ぎる」とか言ったところ
なんか、まさに「静寂に包まれる感動」なんだけど、特段の予告があるわけでもなく
ふわっと来るので、注意してないと聞き逃してしまう。
827:名無しの笛の踊り
11/07/29 19:39:08.55 8D4UgMAY
スペイン交響曲は5楽章もいらないと思う。
828:名無しの笛の踊り
11/07/29 21:47:23.94 nfrHxFhH
昔は何楽章だか落として4楽章で演奏してたんじゃなかったっけ
829:名無しの笛の踊り
11/07/29 22:20:16.20 hID0If0d
>>824
>この曲ってどう聴いたら楽しめますか?
基本的に、この曲はメンデルスゾーン(交響曲第二番讃歌)、
メンデルスゾーン(交響曲第一番春)などに多大な影響を与えたわけだけど、
この二人はシューベルトの「天国的な長さ」そのものについては
否定的だったんじゃないかと思う。だって、メンデルスゾーンにしても
シューマンにしても、その交響曲は簡潔で劇的だからね、基本的に。
やはり、それを受け継いだのはブルックナー。
意外なところで、初期のドヴォルザークもシューベルトの冗長さをもろに真似している。
それはともかく、ブルックナーが好きになれるようなタイプでなければ、
「グレート」は好きになれないと思う。「未完成」は許せてもね。
似たような長い交響曲作家でマーラーがいるけれども、
ブルックナーとマーラーは全然違うと思う。どこかというと、
基本的にマーラーは「室内楽的」。一つ一つの楽器、その奏者の
自律性を重んじているようなオーケストレーションをする。
一方で、ブルックナーは、オーケストラとは指揮者に統率された
壮大な機構の一部だというオーケストレーションをしている。
演奏者という「個」に対する考え方が、全然違うと思うのだ。
さて、「グレート」は、ブルックナーの前身といって良い雰囲気をたたえている。
壮大な構想、冗長と言われてもそれを跳ね除ける精神の気高さ。
でも、良く耳を澄ますと、シューベルトにはあってブルックナーにはない
特徴がグレートにはあると思う。それは、マーラーについて述べたところにある
「室内楽性」とでもいうべきか。個々の奏者の自由の部分というか。
とくに二楽章なんてそういう音楽だよね。三楽章になるとプレ・ブルックナーぽくなる。
だから、あなたは聞きとおせなかった、のかもしれない。
830:名無しの笛の踊り
11/07/29 22:21:18.54 hID0If0d
これを理解するためには、弦楽四重奏の第十五番を勉強するといいと思う。
13番、14番までは普通の(メンデルスゾーンやシューマンに連なる)室内楽だった。
でも、15番は、「グレート」の側に属する、シンフォニックで、かつ個人的、という
独特の音楽だ。休止をおいて、次の楽想が出てくる感じは、グレートと同じだ。
壮大なる全体を感じる。けれども、もちろん弦楽四重奏だけあって個人の尊重もある。
15番を理解できてから、グレートが愛おしくなったですよ。
831:名無しの笛の踊り
11/07/30 14:00:28.50 eF/Tj52a
グレートを理解するのにSQ15番やブルックナーやマーラーを引き合いに
出す必要は全くないと思うけどな。
832:名無しの笛の踊り
11/07/30 15:38:44.42 VK0tzohT
824です。レス下さった皆さんどうもです。
>>825
浸るというのはどういうことですか?もう少し具体的に述べてくれると助かります。
ブルックナーは4番、7番ぐらいしかしりませんが
嫌いじゃないんですけどねぇ。
>>826
そのシューマンの評論は日本語で読めますか?
一度読んでみたいです。
>>829
ブルックナーは嫌いじゃないんですけどねぇ。
彼に通じる内容なら楽しめるはずだということなんでしょうが
どうも退屈しちゃいます。
>>830
室内楽はかなり苦手なんですが、今度きいて見ます。
833:名無しの笛の踊り
11/07/30 15:48:03.35 eF/Tj52a
シューマン「音楽と音楽家」吉田秀和訳、岩波文庫
p.168「「フランツ・シューベルトのハ長調交響曲」
834:名無しの笛の踊り
11/07/30 15:52:42.54 VK0tzohT
>>833
早速ありがとう。近いうちに読んでみます。
835:名無しの笛の踊り
11/07/30 21:16:48.30 pOsIQ/vw
マーラー4番。
836:名無しの笛の踊り
11/07/30 22:40:57.67 arUS1WFT
ときどき↑こいつみたいに題名だけ書きなぐっていく人がいるが
どこがどう苦手なのか
マーラー全般がだめで4番が特に・・・なのか
マーラーは好きだが4番だけなぜか・・・なのか
もっと詳しく書かないと答えようがない
837:名無しの笛の踊り
11/07/31 00:13:08.91 ot8EW7X/
じゃぁ何も書かなければいい。
838:名無しの笛の踊り
11/07/31 20:25:26.51 TCyHj9lO
ボロディン2番、お願いします
839:名無しの笛の踊り
11/07/31 20:35:37.51 kJfrvnMp
サンサーンスのオルガン。なんていうか、デザートだけの曲。
とにかくキモイ。しかもこれが無類に好きだと言うやつも結構いて、
余計キモイ。第二部が良いらしいんだけど、はあ確かにきれいなメロディ
だねってだけの話。オルガンが登場して重心が無駄に低いのがキモイ。
第四部とか横綱の土俵入り。ダメダメになっていく巨神兵かっての。
進撃の巨人にも通じるところがある。
この曲のキモさを誰かおれがわかるように開設してくれんか。
840:名無しの笛の踊り
11/07/31 22:22:23.67 +R23BhMB
よくわかってんじゃん。いうことなし。キモいをよいに変換して自分で読み直してくれ。
841:名無しの笛の踊り
11/07/31 22:39:22.92 f7knslvj
ボロディン2番は民族的なパワーと
ふとしたときにかいま見える、優しい旋律がいいと思う。
三楽章は美しいからここから聞くといいかも。
ラトル、ベルリンフィルの演奏なんか素晴らしいです。
842:名無しの笛の踊り
11/07/31 23:20:49.29 maTio/1E
リスト ダンテソナタ
聞くと頭が痛くなる
843:名無しの笛の踊り
11/08/01 01:03:47.25 84+747KR
地獄の音楽だから仕方ないw
844:名無しの笛の踊り
11/08/03 21:58:38.25 cs7t8cIK
フェルドマン 弦楽四重奏曲第2番
URLリンク(www.nicovideo.jp)
まだ最後まで聴き通すことができない。