10/03/10 12:51:49 9ctFxvDI
>>453
ショパンがドラクロアに語った有名な言葉がドラクロアの日記に残されています。
そこにはショパンがモーツァルトの音楽について語った部分があり、「彼の
音楽には完全な抑揚の方法があり、それがすべて他をそこに一致させ、
歌なり交響曲の断片なりを形作っている。これがつまり対位法なのだ。
ベートーヴェンの音楽にはそれが少しかけているようだ」というもの。
これこそショパンがいかにモーツァルトの音楽を積極的にかつ分析的に
評価し、その上で「自分はモーツァルトのように音楽を作曲する」、と
表明しているようなものなのではないでしょうか?
私自身、西洋音楽史上、もっとも完璧な音楽といえるものを作って成功した
のはバッハ、モーツァルト、ショパンの3人ではないかと思ってます。
特にショパンのエチュードやプレリュードのうちのいくつかなどは、真に
純粋に教科書的な意味での「欠点のひとつもない音楽」じゃないかとすら
考えます。もっともこれは私ひとりの意見じゃなくて、吉田秀和氏が言っている
ことなのだけど。