忌野清志郎に捧げるクラシックat CLASSICAL
忌野清志郎に捧げるクラシック - 暇つぶし2ch138:名無しの笛の踊り
09/09/11 11:46:13 nG6uruZC
>>137
海の中道みたいに一流ドコロとのセッションを観ちゃうと、他のが色あせちゃうよね
「DANGER」みたいなのを現代音楽の人とやるとか、長生きしてたら
いろんな展開があっただろうなあと思うとファンとしては惜しいよ
本人としてみれば、ラフィタフィあたりで実験して、また基本に帰って
『夢助』で自分の本当にやりたいことが出来たという実感はあったんだろうけどね
そして、「OH!RADIO」っていう究極シンプルな世界で終わったというのは
それはそれで奇跡のようなことなのかもしれない
OH!RADIOは私の中では、モツのクラ協2楽章

バリシニコフは音楽監督としてでなく現役のを観たのかな
だとしたら当時のライブに生かされてたのかもね
絵もいろいろ観てたみたいだし、やっぱ音楽だけでなくアート全般に
アンテナ張ってたんだね
シュベますも有名曲なだけにちょっとしたクラファンじゃ選ばない
逆に玄人っぽい選曲だなと思った
他にどんなの聴いてたのか知りたいよ

7/4が七五調って気が付かなかった!そういやそうだね
歌詞とコード進行の微妙な乖離、は良くわかった
特に夏でしょ?
ミスマッチのようでいて、しっくり来ちゃうのが凄いよ

139:名無しの笛の踊り
09/09/13 10:15:20 uQD32Szv
>>138
亡くなった頃、トラウトのことを必死に訊いていたのはキミかね?
ライヒとか聴くのかな? 最近、初めて18人聴いて気に入ってるんだけど。

俺はバレエのこと知らないんだけど、記事は、たぶん生卵。
95年に出版されているから94年の公演ではないかな?
94年といえば、Screaming RevueとGlad All Overだね。

夢助とOh! Radioは、喪失感に負けそうになるからあまり聴けないんだよな。
偶然といえば偶然だけど、昔、知りあいが書いた芝居で
ブルース・ミュージシャンがデビュー目前でガンで死んでいくってのが
あって、ラストシーンでクラ協ニ楽章を使ってた。
口を利けない状態で死の受容を表すような笑みを浮かべるのであるが。
どこか彼岸を思わせるのかな。
恐ろしいことに手元にCDがないのでカラヤンとライスターのでも
買ってこようかと思ってる。

海の中道が奇跡的なのは、プレイヤーがお互いに敬意を持っていて、
かつ同じヴィジョンをシェアしている感じがする。
やっぱり清志郎と陽水の発信力とそれを受け取れる
高中や細野さんたちの感応力っていうことだと思うんだけど。

ミスマッチのようでしっくりくるのは映画とかで
結構、意図的に使われるんだよ。


140:名無しの笛の踊り
09/09/14 09:29:32 C5TCxOkw
18人っての聴いてみたよ
ミニマム系は、どうかなあ
音楽と名の付くものは無視できなそうだから、聴いてたかもしれないが、
暖かい、アナログな感じの曲が好きだったんじゃないかって印象があるなあ
あとは土着的かつ洗練された、バルトークみたいなのとか

上のほうでシュベますのこと質問してる2つのうちの1つは私が書いたのだけど
もう1つと本スレのは違う人
本人のセレクトだと答えてたのは、本当に清志郎に近い人だったんだろうか
清志郎以外はクラシックしか聴かないと書いてた人たちは、今はもう見てないのかね

生卵読んだけど、どの記事かわからなかった
老眼なりかけの目にはキツイ・・・

クラ協2楽章は、ホント半分向こうの世界だよね
長調なのに澄み切った悲しさがある
清志郎の最後があの曲っていうのが、重なるよどうしても
モツは少し夕暮れが迫ってきてるのに対して、清志郎は抜けるような青空で
未来につながる感じがするから、清志郎の方が達観してる感じがするかな
「死の受容」、まさしくそんな感じ
私もCDはないよ
N響あたりの録画したのがあるだけ
お金も時間も足りなくてさ

映画で意図的にって、例えば「ゴットファーザー」で
襲撃シーンと洗礼式のシーンとを重ねるような感じのこと?
映画全然詳しくないんでわからないんだけど


141:名無しの笛の踊り
09/09/14 12:09:20 euWW5lhR
>>140
現音は>>138への質問でした。言葉足りず失礼。
清志郎が現音に興味があったとは思えないけど
陽水が武満、矢野顕子がパット・メセニー→ライヒと
人脈的には、もうすぐそこだったんだなぁと思う。
まぁしっくり来ないけどw

ゴッド・ファーザーの例もそうだと思うけれども
「黒澤明、対位法」でググルと出てくる。
「野良犬」という映画で刑事と犯人が争っているところに
近くの家の娘がショパンを練習して劇中音として鳴っていたり。
ちょっと違う例だけど、小津安二郎の「東京物語」だと
母親の臨終を告げられた杉村春子がワッと泣きだすのに
隣の笠智衆(杉村の父)は、ぼーっと中空を見つめているだけだったり。
異質なものを同時に出すことで際立たせるということらしい。

俺も金と時間があったら清志郎をリアルタイムで追えていただろうかと
考えたりするけど、ずっと追っていた友人でも十字架シリーズは、
当時イマイチと思っていたと言っていたから、そんなもんかも知れない。
58才は、早いけど、他にもいっぱいいるだろう、自分のようなものにも
メッセージが届くためにそういうことになっていたのかと思ったりする。

追悼スレでみんなが悲しんでいるなか、「何言ってるんだ。
これから始まるんだよ」って言ってた人がいたけど、そういうことだろう。


142:名無しの笛の踊り
09/09/14 17:43:37 C5TCxOkw
映画にも対位法があったんだねー
純文学に軽い言葉を持ち込んだ橋本治なんかにも通じるかな
俵万智とか

陽水の武満との繋がりには驚いたよ
矢野顕子は清志郎よりもっと振り幅が大きいかもね
あの人こそジャズを超えて現代音楽してるもんね
清志郎って陽水や矢野よりも頑固だし純粋で、誠実さを抜きに他人と付き合う
ことが苦手で、だから陽水や矢野より少し交友の幅が狭かったんじゃないかと
想像している

世の中全体がデジタル化していたのが、またアナログ化してきていて、
そんな中での現代音楽なら清志郎の声もアリかなと思うんだ
清志郎の声って、いろんな楽器を合わせたようじゃない?
クラリネット、オーボエ、ホルン、少しプスプスしたトランペット
そんなのを時には1つだけ、あるときには全部合わせたように声を出してる
音程や強弱だけじゃなく音質を自由に変えられて、しかも言葉を発する楽器だよ
現代作曲家と出会えてたら面白かったのに

清志郎の曲を本当に理解するには、精神年齢が必要だと思う
80年代の私は本当の清志郎を理解するには幼すぎた
当時から好きだったけど、いろんな経験を積んでこそわかることがあるよ
そういう意味で、清志郎ははじめから大人、というか老成してたんだなと思う
伝える側のレコード会社とかがやるべき仕事をやってくれさえすれば
これからどんどん理解者が増えるだろうね
今、歌詞を大事にしない若者も、年取ったら気づくはず

143:名無しの笛の踊り
09/09/30 12:41:10 E/OQvHR1
他のミュージシャンとのステージだと、荷が軽いのか自分だけのコンサートより
生き生きしてる。他のミュージシャンとの関わりが嬉しそう。

若い頃から老成・達観しているところがあり、それでいてネガティブにならない、
しょうがないという言葉を彼が言う事はなかった。
他人の事も興味がないのだろうと思っていたら、自分自身で気がつかない事まで
理解されていて、驚いた事がある。
普段ああいう人なので、たまに常識的な事言われると凄く大人に見えた。


144:名無しの笛の踊り
09/10/02 03:16:53 5R/HKxD3
この歌が一番好きです。

URLリンク(www.youtube.com)

145:名無しの笛の踊り
09/10/26 21:05:32 Xorameua
泉谷のセルフプロモーションに脱帽あげ

146:名無しの笛の踊り
09/12/03 08:34:06 dzQvBNXL
清志郎にクラシックは似合わない

147:名無しの笛の踊り
09/12/03 09:34:33 GwbRXjm0
病室でクラシック聴いてたって話聞いたぞ

148:名無しの笛の踊り
09/12/07 11:30:38 W+KJhRmF
まじ!? 晩年は、割とそういう気配あった。
歌詞にティンパニーって入ったり。

149:名無しの笛の踊り
09/12/09 11:06:47 /pgGwQP5
人間年取るとクラシックが心地良いんだな

150:名無しの笛の踊り
09/12/11 13:33:19 IDMIVtlw
清志郎は自分がやってる音楽よりもっと幅広く聴いてたっていうよ

151:名無しの笛の踊り
10/02/26 23:35:22 2JDYRwuH
LOVEmasin

152:名無しの笛の踊り
10/03/01 06:01:33 2rTTH/mb
文藝別冊っていうので「忌野清志郎」が出る。
特別寄稿の人選が期待出来る。ホンの一部だけど。

矢野顕子    「小学校の同級生のような存在」
山口冨士夫   「テレパシーを送ってたら奴は現れた!不思議な出会いだったな」
町田 康    「まったく愛し合っていない」

菊地成孔や坂本龍一もあるから>>142くらいディープな
話になっているのではないかな。

153:名無しの笛の踊り
10/03/02 23:02:50 Yq7XgAuW
菊地成孔は山下洋輔からの繋がりだろうな
ブログ見てたら追悼文書いてたのには驚いた

154:伝説の名無しさん
10/03/03 19:42:42 xS7lLX4K
菊地さんの解釈が理解できませんでしたけど。

155:名無しの笛の踊り
10/03/11 16:31:18 M+MwBquJ
坂本は清志郎の音楽性を客観的に評価してるよね
他の人が語るとどうしても人間的な魅力が先に立ってしまうわけだけど

今回のはラジオのを文におこしただけだったけど、落ち着いたらもっと
深い話が聞けそうな気がする

156:名無しの笛の踊り
10/03/11 17:43:04 QjC0Rgyq
そういう話を聞きたいよ 人間性どうのなんてもういいよ
坂本は色々な所で「声と言葉の一体化」の面で清志郎を昔から絶賛してるね
今回の文藝の対談でも清志郎のボーカルを暗に指してるんだと思うけど
「声の官能性と言葉の官能性が奇跡的に合体する瞬間がある」なるほどだと思った

これからきちんと音楽的に評価があっていいと思う 
菊池さんはもう少し何かあると思っていたんだけど残念 

157:名無しの笛の踊り
10/03/11 19:29:53 M+MwBquJ
坂本の言うように「歌としゃべることが未分化である」ということが清志郎の歌の
最大の特徴なんじゃないかと思うわけだけど、清志郎の言葉は自身の感情とも
未分化なわけで、それは矢野の言う「歌に人間性が反映されているい」という
ことに繋がっていくと思う
だからこそ、清志郎の場合人間性と歌とを切り離して考えることはできないんだろうけどね

「声の官能性と・・・」の話もそこに繋がるんじゃないかな
声と言葉だけでなく、清志郎自身の官能性とも合体しているんだと思う

158:名無しの笛の踊り
10/03/15 23:39:47 5Fo6I2og
ハイドン(交響曲のパパ)の「昼」


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