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スイングジャーナル、「JAZZ JAPAN」に生まれ変わり8月創刊へ
6月19日発売の7月号で休刊し、約63年の歴史に幕を下ろしたジャズ専門誌スイングジャーナルが
新しい月刊誌「JAZZ JAPAN」に生まれ変わり、8月28日に創刊することが17日、分かった。
スイングジャーナル社(東京都)を退社した同誌のスタッフらが新会社ジャズジャパンを設立して編集にあたり、
ヤマハミュージックメディアが販売などを担当する。
ス誌で編集長を務めた三森隆文さんが「ジャズ文化の火を消すわけにはいかない」と新雑誌の創刊を決意した。
ただし「スイングジャーナル」という雑誌名はス社が所有しているため使えず、
雑誌名を変更。ジャズ文化の視点で、日米欧やアジア圏の現代のジャズ・シーンやジャズの遺産をとらえる
「ジャズ・ドキュメント誌」をめざす。米アップル製多機能情報端末「iPad(アイパッド)」などでも
読める電子書籍版も発行したい考え。三森さんは「初心に立ち戻り、全身全霊でジャズ界発展のため邁進(まいしん)したい」と話している。
ス誌は昭和22年に創刊され、戦後の日本のジャズ文化の牽引(けんいん)役を担ってきたが、
一昨年秋以降の世界大不況で広告収入が激減し、休刊が決まった。