11/11/07 04:55:50.74 GIIu/92o
攻殻以降は無個性でマネキンみたいな味気ない造形になったよなぁ
パト1冒頭の帆場英一の歪んだ口元のシワにかかるハーモニー処理のグラデーション
は迷宮物件のリアル描写からの、
陸自の空挺部隊の暴走レイバー相手の大捕り物で見られる
キャラ、背景を光と影のハイコントラストのセル画で描く技法は
BDの深夜の友引高校からの系譜だし
押井の劇場用映画のエポックと言える出来だったのになぁ
なぜか押井はそれらを捨てて美術自体をアップグレードして西洋アンティーク趣味に走るんだよなぁ
浮世絵のようなフェティッシュな独自性を捨てて写実主義に行っちゃうんだね
攻殻以降すべてがおかしい方向に迷走し始めた
アヴァロン自体は悪くないがその後、押井が黄色い絵にハマったと言う意味ではアヴァロンもよくなかった
おそらく、押井は好き勝手作れるようになって協力者も去って第三者のジャッジが入らなくなってしまったんだね