11/02/03 23:30:05 DTcqbW8Z
「このままにするつもりですか?今度はあなたが亮司を助けてやって欲しい」
映画の笹垣は亮司と雪穂の関係を“ハゼとエビ”とは考えていない。
一方的な献身を強いられている亮司を哀れに思い、幼くして死んだ息子と
重ね合わせた。そんな笹垣であれば、最後の浪花節も理解できなくもない。
原作からの幾つかの設定変更により、映画の結末は亮司の望みにより近いものとなった。
・松浦の遺体発見場所が唐沢家とは無関係なので、松浦殺害の捜査は雪穂には及ばない。
・亮司の死に場所がR&Y店内ではないので、雪穂や雪穂のビジネスに影響は無い。
・所轄の元刑事でしかない笹垣の推理は、おそらく捜査一課には相手にされない。
エンディングでR&Yに次々とVIPの車が乗り付ける様子は雪穂の栄華の象徴と言える。
雪穂が亮司に与えたものは殆ど無かったのかもしれないが、亮司はそれで良かった。
「私は知らない」
知っていると言わんばかりのこのセリフ。ショックのあまり演技ができなかった
という事を分かりやすく表すためのセリフの改変だと、自分は考えている。
そして、雪穂が亮司の気持ちに報いるために何をすべきかを考え、
心を殺して実行したのが最後の歩きのシーンでの表情の変化。