11/01/28 19:23:56 PbkeXJKB
>>683
和風総本家は面白かったですか?
増田さんイイよね。
邦画の特撮は確かに頑張っている。
その足を引っ張るSBヤマト。
思うに、10年ほど前のガメラの方が出来がイイ。
あのガメラの世界設定では、あの世界には亀と言う生き物が存在しない。
だから大きな亀と言う認識を、あの映画の登場人物はしない。
玄武と重ねるが何れにしても強大な力を持つ生物としての存在が徹底している。
そして、フィクションとして設定した部分以外は現実世界を忠実にトレースしている。
SFとして整合性を持たせると言うのは設定に忠実であり、尚且つ設定以上に現実世界に忠実である事だ。
SBヤマトは架空設定はたくさん有るが、現実世界との整合性が欠片も取れていない。
敵中心部の手薄さ、波動砲口の蓋、主砲の軽快な動き、最後のデスラーが特攻を待ってくれる不思議etc.
見るものを小馬鹿にしている現実感の無さ。
ダメなものはダメというのが主張であって、頑張っているから批判は可哀相というのは単なる哀れみ。
失敗はあらゆる創造の母なのだから、失敗は失敗ということを批判するのは、今がよければそれでイイだけの未来を見ないヤツのいう事。
このSBヤマトという失敗作を糧に、邦画はよりよくなっていくだろうね。