11/11/13 17:10:57.79 Durp+e6N
朝日新聞の読書欄に「エドガー・ソーテル物語」という本が紹介されてた。
NHK出版のもので価格は3,980円という高さ。
内容はアメリカ中西部を舞台とした少年と犬の物語......と思いきや
物語は釜山の不気味な漢方薬局から幕を開ける。
エドガーは口のきけない少年で手話は巧みで、手話で犬たちと「会話」する。
エドガーは父と母と暮らすが、そこへ叔父が不穏な闖入者として入り込む。
シェーピクスアの「ハムレット」をベースにしたもので、母を奪う叔父、父の
亡霊、毒殺、復讐、と壮大な悲劇のもの。
物語のライトモチーフに、あの「忠犬」が登場するという、日本人には
嬉しい驚きもある。
だ、そうだ。4,000円もするものでなければ読んでみたいね。