10/09/08 10:16:13 PZs7HcAk
さすがに映画作るだけに頑張りも感じた・・・
配役はオリジナルに近づけようとした努力を感じるし、吹き替えも同様。この点は評価出来る。
冒頭のタイヤに入れられた〝フェイス〟の台詞も往年のシーンを思い出し掴みはＯＫ。
〝リンチ〟の名で反応した〝モリソン将軍〟の台詞で笑ったのは館内で俺とカミさんだけだった（観客〝リンチ〟知らんのか）が、小ネタとしては最高だった。
シリコン鍋掴みでの〝モンキー〟の演技も、いつものイカれっぷり発揮で懐かしかった。
〝モンキー〟と言えばヘリ同士の追撃戦で「一度やってみたかった」と宙返りするシーンを入れたのは映画版として評価。
病院内での映画上映シーンが、もしかして最高のシーンになっちゃったとか？
刑務所内での〝フェイス〟の生活を見て「これぞフェイス」と感激。
しかし「リメークなのに」と落胆したのも事実・・・
ジープ横転のシーンが無いよぉ。メキシコの官憲のピックアップにロールバーが付いていたから期待してたのに。
〝フェイス〟の物資調達シーンは御約束だけど、映画で尺が有るのだから〝モンキー〟の変装で〝フェイス〟が一芝居ってのが欲しかった。〝フェイスマン〟の詐欺師っぷりはここで発揮でしょう。
〝ハンニバル〟の無茶振りに「ハンニバルぅ」と不平を言いながら実行する〝フェイス〟が居ないのも寂しい。
ありあわせのガラクタで何だか分からないメカを作っているシーンが不足。これが“Ａチーム”の醍醐味でしょう。
Ｃ１３０輸送機に〝コング〟を乗せる時に何故眠らせない？ 輸送機にある緩衝材で頭殴っても良かったのでは？ 〝コング〟の航空機嫌いスルーは最大のミス。
作戦を立てるのは〝ハンニバル〟の仕事。例え〝フェイス〟が立てても大ゴケし〝ハンニバル〟が実はそれも織り込み済みで解決しちゃうくらいの展開が欲しかった。
最後に出てきた別人〝リンチ〟は失敗。「デッカーだ」と言わせた方が小ネタとして受けたはず。