10/10/11 18:10:20
根性禁煙法は時代遅れのやり方。禁煙は根性やスピードを競うものではないし、我慢するものでもない。
一本オバケを敵ではなく味方として捉える、これが一本天使法。
いきなり根性禁煙した人は、タバコが不味いと思った経験がないので、いつまでも「タバコはおいしい」という潜在意識を抱えている。
こう思っているうちは、10年経とうが呪縛から逃れることはできない。
「タバコを不味い」と感じるためには、禁煙過程で1服することが最も効果的である。
禁煙中の一服は、体調不良時に吸う一服とは比にならないほどの不味さや肉体的負担がある。
一本吸えば振り出しに戻るというのは、明らかな間違いである。
一本程度の微量なニコチン摂取で受容体が生成されたり活発化するというのであれば、
副流煙を飲食店で吸ったり、ニコチンパッドやガムでも中毒症状や禁断症状が発生してしまう事になるが、そういうケースはない。
つまり一本オバケの正体とは、ニコチン依存というより過度の罪悪観からくる諦めだったのである。
仮に禁煙中の一服を美味しいと感じる偏屈な人がいたとしても、1本程度で依存になるわけではないので、
引き続き淡々と禁煙を続ければいいだけなのだ。
また過剰な禁煙には、鬱、眠気、暴食といった喫煙以上の健康障害が生じる場合がある。
一本天使法は、こうした異常な禁断症状を緊急回避的に抑えるワクチン効果まである。
禁断症状がずっと抜けずに苦しんでいるのであれば、1本吸ってみる勇気も必要だ。
最後の一本が天使になった瞬間こそが卒煙である。
喫煙とは悪魔のささやきに始まり、天使のキスで終わるのだ。
<参考>
■舘ひろし禁煙の記録(2:38あたりから)
URLリンク(www.youtube.com)
医者がはっきり「一本吸ったくらいで元に戻るわけでない」と、一本おばけの存在を否定。
■一本天使法(禁煙過程での一服)の体験談。医者も薦めています。
URLリンク(www.kyposky.net)