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また、スーパージュニア、ＳＨＩＮｅｅ（シャイニー）、４ｍｉｎｕｔｅ（フォー・ミニッツ）、ミスＡなどは、
タイ、シンガポール、マレーシア、インドネシアなど東南アジア地域の音楽チャートを席巻し、人気を集めた。
ＢｏＡ、スーパージュニア、ＳＨＩＮｅｅなどＳＭエンターテインメント所属歌手らはチャーター機で米ロサンゼルスに渡り、
「ＳＭタウンライブ・ワールドツアー」を開催し、米音楽情報誌・ビルボードの公演ランキングで１０位を獲得した。
韓国のアーティストが海外で高い人気を集めたのは、体系的な歌手育成システムによるハイレベルな音楽制作能力、
戦略的な海外マーケティング、コンテンツを全世界に広げる動画投稿サイト「ユーチューブ」や簡易型投稿サイト「ツイッター」など
デジタルメディア環境が複合的に作用した結果だ。
中国や東南アジアでは、韓国の歌手育成システムをベンチマーキングする動きもある。
◇疑惑や論争も絶えず
明るいニュースの一方で、韓国国内ではさまざまな事件が相次いだ。Ｒａｉｎ（ピ）が株式投資をめぐる批判に
さらされたのをはじめ、イ・ヒョリの「盗作疑惑」、タブロの「学歴詐称疑惑」、ＭＣモンの「兵役逃れ疑惑」、
Ｅｒｕ（イル）の「プライベート暴露攻防」、ＣＲＯＷＮ Ｊ（クラウン・ジェイ）の「覚せい剤使用容疑」などが世間を騒がせた。
Ｒａｉｎは７月に、所属するジェイチューンエンターテインメントの株式を全て処分した後に株価が暴落し、
一部株主から「売り逃げ」疑惑を指摘された。
イ・ヒョリは４枚目のアルバムの収録曲が海外の曲の盗作だったことが判明。この曲を提供した作曲家を詐欺および業務妨害容疑で
刑事告訴し、作曲家は拘束された。ＣＮＢＬＵＥもインディーズバンドの曲を盗作したとの指摘を受けている。
米スタンフォード大学を卒業したタブロは、学歴詐称疑惑で煮え湯を飲まされた。一部のネットユーザーが疑惑を主張し続け、
同事件は両側の告訴、告発事件に発展。最終的に警察の捜査で学歴が証明され、事件は一段落した。
ＭＣモンは健康な歯を抜き兵役を免れた容疑で、現在も裁判中だ。出演していた番組はすべて降板している。