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日本による琉球王国侵略（日本の犯罪者的本質）
琉球征服とは、17世紀から19世紀に掛けての日本による琉球諸島への侵略と征服を総称して言う言葉。この征服により日本の琉球列島支配権が確立された。英語名は『The Japanese Conquest Of Ryukyu 』（日本の琉球征服）
琉球民族は千年余りにわたって独自の国家、歴史、文化、文明、言語を有してきた固有の民族である。
しかし薩摩藩は征夷大将軍徳川家康の承認の元琉球王国に大軍を派遣しこれを征服。琉球国王を薩摩藩主の臣下とする条約を結ばせた。
本来日本の天皇や将軍と同格であるはずの琉球国王が、将軍の家臣に過ぎない薩摩藩主に服属するという屈辱的な条約は琉球人に現在まで続く日本への不信感を育てる一因となった。
しかし琉球国王は清の皇帝から独立した国家としての冊封も受け続けたため、猶部分的に主権を保ち徳川幕府滅亡まで存続した。
明治維新後、新政府は琉球王国を完全に滅ぼすことを決定し、軍勢を派遣して首里城を接収。琉球国王は廃位され沖縄県が設置された。
琉球王国滅亡後は琉球民族は大日本帝国二等臣民の地位に落とされ、終戦まで厳しい迫害の対象となった。
琉球文化は抑圧され、琉球語は学校などでの使用を禁圧される。
こうして琉球民族の文化は衰退し、大和民族への同化が進んだ。
戦時中は琉球民族への不信感や命令系統の混乱から日本軍による住民虐殺などが起こるなどの悲惨な事態も起こった。
戦後沖縄県は、一時アメリカ支配下に置かれ、再独立の動きも生じたが、日本政府と親日派売国沖縄人は日本との再統合を求める動きを強め、最終的には日本に返還されることとなった。
現在沖縄に対する差別は改善され、表立って琉球独立を唱える人間は少ないが、猶水面下で独立への願望を抱いている人間も決して少なくない状況である。
琉球王国侵略で表された日本の犯罪者的本質は、明治政府の他国侵略を常とする、犯罪者的本質（性格）となり、太平洋戦争敗戦まで、日本政府の犯罪者的性格として続きました。要するに、軍国主義日本形成の「元凶」だったということです。