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韓国文化は優位にあるから「日本ドラマの解禁時期が来た」=韓国文化部
【社会ニュース】 【この記事に対するコメント】 2011/02/25(金) 10:27
韓国の鄭柄国(チョン・ビョングク)文化体育観光部長官が23日、「日本のドラマを受け入れる時期が来た」と述べ、地上波放送で
日本のドラマなどを放映することに積極的な姿勢を見せた。鄭長官の発言を受け、同国世論は賛否が分かれた。
韓国が日本の大衆文化を受け入れ始めたのは金大中政権下の1998年、今も地上波での日本ドラマの放映などは制限されている状態だ。
鄭長官は23日に開かれた自身の就任1カ月記念懇談会で同問題に言及、「文化は互いに開放して交流してこそ、シナジー効果が生じる」
と発言、日本の文化を受け入れる必要性を語った。
鄭長官は「10年前は、日本に文化的に従属されるのではという懸念もあったが、予想とは違い、日本国内で韓流が広がった」と指摘。
「今では私たちがさまざまな面で文化的に優位にある」、「われわれの文化レベルが高まり、日本のドラマを受け入れる時期が来た」
との考えを表明した。
同話題に対する報道が始まったのは24日、韓国ヤフーではさっそく「日本のドラマを解禁する必要性」に関する投票が始まった。24日
15時現在、57.8%の回答者が「必要がない」と反対しているが、「韓国ドラマの発展のために必要」と賛成意見も40.6%を占めるなど、
韓国世論は賛否両論だ。
一方、文化体育観光部は24日、「長官がさまざまな文化関連テーマの1つとして日本ドラマについての所信を表明しただけ」と釈明、
「実務レベルで検討されたことではなく、計画もまだない」と釈明した。(編集担当:金志秀)