10/08/20 02:00:55 Q7CEnSAP
>>647
> >>646
> ありがとうございます。
> わかりました。
> するとスピードライトのFP発光というのは長い時間発光してる、ということなのでしょうか?
長時間継続的に発光させるのは難しいので、高速に点滅しているという話を聞いたことがあります。
また、点火するタイミングも問題で、FP級のバルブは、先幕作動前に点火しないとなりません (X接点は先幕動作終了後点火です)。
昔の横走りのシャッターの場合、幕速 (シャッター幕が移動するのにかかる時間) が速くても10ms位です。古いカメラだと20ms以上かかります。
FP級のバルブを使って画像に一様な露出を得るためには、バルブがシャッター作動開始以前に発光を開始し、シャッター作動中安定した輝度で光り続けている必要があります。
#6というバルブは、20ms以上安定発光しますし、M3というバルブは10ms以上安定発光しますので、ライカiiifなどの場合は前者、ニコンF, F2などの場合は後者を使用するとFPシンクロできます。
どちらの場合も、カメラ側のシンクロ設定をFPにしないといけません。
最近のカメラは金属の縦走りシャッターですので、幕速があがっています。たとえばX接点が1/500でシンクロするカメラの場合、幕速2msと推定できますよね。
FP発光するストロボの発光時間は、昔のバルブの発光時間よりも短くて大丈夫なわけです。また、ストロボは燃焼するわけではありませんので、安定輝度に達する時間はバルブより早いですからさらに発光時間は少なくて済みます。
ですから、新しいFP発光するストロボを古いカメラのFP接点で使用するのは難しいです。もちろんFP発光するのはカメラ専用ストロボなので古いカメラに使うことはまずありませんけれど。