50代の読書/どんな本読んでるの?Part2at CAFE50
50代の読書/どんな本読んでるの?Part2 - 暇つぶし2ch400:名無しさん@お腹いっぱい。
11/06/21 22:44:34.53 Q4qv78Sb
人それぞれでしょう、ベストセラーには違いないけど
イスラムや仏教の人は違う意見でしょうから。

開高健は「ロビンソンの末裔」とCWニコルとの対談集しか読んでいないけれど
自分的にはオーパ!のおっさんイメージで「文学界の巨匠」とは別物。
紀行作家でしかないなぁ、人それぞれっすね。

401:名無しさん@お腹いっぱい。
11/06/21 23:15:09.62 bGVbsWHC
開高健といえば、中学生の頃に国語の教師から「裸の王様」を紹介されて読み、
その後「日本三文オペラ」、同じ題材を扱った小松左京の「日本アパッチ族」へ。

それからSFマガジンも読みあさり、天文ガイドも定期購読し、三島由紀夫や川端康成も読んでおかねば。
唐詩選の詩を暗唱し、般若心経は一文字も間違えないように記憶して
日本国憲法や百人一首も最低限の素養だから、きちんと覚えねば。

…で、今は全部忘れてる。
仕方ないので、「日本の歴史」をじわじわ読んでいる。
中学生の頃は毎日一冊読んでいたのに、今は1ヶ月一冊のペースになってしまった。

402:名無しさん@お腹いっぱい。
11/06/21 23:22:42.85 oCDiuG3h
>>401
>唐詩選の詩を暗唱し、般若心経は一文字も間違えないように記憶して
>日本国憲法や百人一首も最低限の素養だから、きちんと覚えねば。

すみませんそのような生き方をされてきて職業は
どのような職種を選ばれました?
や、もしかして漢文の先生とかになられたのかなと

403:名無しさん@お腹いっぱい。
11/06/21 23:24:32.37 0ikDUG27
>>402
「今は全部忘れてる」ってお書きになっておられるから、ただの人になられたのだろう。


404:名無しさん@お腹いっぱい。
11/06/21 23:37:18.87 bGVbsWHC
>>402-403
工学系の仕事をしております。
文章を書くのは好きだったけれど、英語が全く苦手なので文系には就けず。

吉村昭が好きなのですが、「闇を裂く道」や「三陸海岸大津波」の関連業種
いわゆる土木建設業でございます。

405:名無しさん@お腹いっぱい。
11/06/21 23:37:54.33 0ikDUG27
ああ、そうでいらっしゃいますか。失敬いたしました。

406:名無しさん@お腹いっぱい。
11/06/21 23:45:02.19 jGb+tRrN
なかなかに人生と言うものは一幅の屏風絵のようなものであります。
つらくもあるが、美しくもあります。

407:名無しさん@お腹いっぱい。
11/06/22 01:03:45.95 TP1vBzts
>>389
筒井康隆や小松左京で、腹を抱えて笑うSFに出くわした中学2年。
特に小松からは派生的にいろんな小説を教えられた。
>>401
開高健に関しては、俺と逆コースだね。
高校の頃にSF関連小松の「日本アパッチ族」から「日本三文オペラ」にたどり着き、
大学の頃に美術の先生から「裸の王様」を紹介された。定番「輝ける闇」はすごかった。
たこ焼きの調べものをしていて「様々な天体」に行き着いたりした。
>唐詩選
40過ぎての同窓会で、女の子がもって来た中学卒業時のサイン帳に、自分が脈絡なく漢詩を書きなぐっていたのを発見したとき、厨二病というのがどういうものか分かった。


408:名無しさん@お腹いっぱい。
11/06/22 05:19:04.39 oj231uCw
>>404
「闇を裂く道」熱海に着いたところで挫折しました。
「蜜蜂乱舞」のような地の人を描いていたのかなぁ
もう一度挑戦してみたくなりました。

409:名無しさん@お腹いっぱい。
11/06/22 20:33:47.13 GcHBX7Rv
1000年に一度の大津波言うので1000年前の日本の歴史を調べてみたら
1011年:三条天皇即位。紫式部の『源氏物語』が完成。
ちなみにその10年前に
•1001(長保3)年:清少納言の『枕草子』が完成

だったのですね 宮廷勤めの高級OLだった彼女たちは
東北方面の大津波は耳に入ることもなかったでしょう

410:名無しさん@お腹いっぱい。
11/06/22 21:50:46.70 TP1vBzts
 いまから1000年前は、清少納言や紫式部が大活躍の王朝文化華やかなりし頃。
藤原道長が我が世の春を謳歌していた頃。
 でも、清少納言も紫式部も出身は貴族じゃなくて、いいところ地方長官クラスの受領層。
実家では朋輩の任地の噂も飛び交っていたでしょうから、
案外140年前の貞観津波の話も伝わっていたかもしれませんね。

411:名無しさん@お腹いっぱい。
11/06/24 10:18:16.52 RIl8H5qD
千年前の東北って京都からみれば未開の地です

412:名無しさん@お腹いっぱい。
11/06/24 11:57:56.58 F+c57CSN
そうだな、坂上田村麻呂が、征伐しに遠征したぐらいだから

413:名無しさん@お腹いっぱい。
11/06/24 19:38:01.16 T/wwNKV4
そうですね。
陸奥の国は、大国で金が採れる豊かな地ではあったにしろ、なにしろ遠国。
国司は武家出身の軍事官僚であった平氏や源氏が務めていた。ちょっと血なまぐさい連中。
そこでおこることも、争乱や天変地変。今ならイエメンの政変よりもっと遠い感じかも。

紫式部の父は越前の地方長官を努めた文人肌の下級貴族。若き式部もそこに同行したらしい。
「除目に司得ぬ人の家」的悲哀は理解できるだろうけど、陸奥の国はあまりに遠いか。

紫式部や清少納言ら高級OLの実家はアジア・アフリカの外交官(ただしノンキャリ)ってとこかも。

414:名無しさん@お腹いっぱい。
11/06/24 21:10:55.59 smGWRVGS
だから、どした?って程度の話もまたよろしか。
つまんねーけど。

415:名無しさん@お腹いっぱい。
11/06/25 10:38:07.90 +aDUsgX5
清少納言の父、清原元輔は宮廷歌人。現代ならばお召し学者です

どうでもいいけど。

416:名無しさん@お腹いっぱい。
11/06/25 12:13:32.98 CoQMAUuQ
>>376
>女性作家の書いた本はたいてい男が読んでもつまらない物が多い

女の小説は男描くのがヘタなのが多いな
妙に女性的か、やたら乱暴かの2パターン
文学青年ばかりまわりにいるとこうなるのかなという
女々しいタイプ
やたら乱暴な口調ふるまいも男はそうはしない
ケンカなんてやってみないとわからないのだから
物言い行動には気をつける
一時主婦の書いたよろめき小説のようなのもあったけど
セックスシーンがすべてワンパターン
旦那とのセックスそのまま書いてるだろう
というのが一目瞭然
クラブ、スナック、風俗でいろんな女性見ることできる
男のほうが異性描くのには有利かもしれない


417:名無しさん@お腹いっぱい。
11/06/25 14:20:58.06 +aDUsgX5
>よろめき小説

読んだこと無いわ~週刊誌に連載している林真理子か?
 
女が男を描くのが下手なのは認める、が、男も女を上手く描けないからね。
渡辺淳一なんて貞淑な人妻が奔放になっていくストーリーと
奔放な悪女に翻弄される男達の2パターンじゃないかw
エロ小説のsex評価ならピンク板でやって欲しい

すぐ男女論に持って行くステレオタイプの人間ってつまらん。


418:名無しさん@お腹いっぱい。
11/06/25 16:34:06.10 VaFWEDcz
またお前か

419:名無しさん@お腹いっぱい。
11/06/25 17:38:41.80 XJ1dV61w
小松左京「日本沈没」読みなおそうと。たしか作者の
構想では第二部で、難民流浪化するその後の日本人が
描かれる予定だったとか・・

現在の状況とあまりにだぶる。

ほかには江藤淳とカズオ=イシグロ読んでる。

420:名無しさん@お腹いっぱい。
11/06/25 23:45:29.02 lSfx/6f5
書けなくなった小松左京の原案をもとに、谷甲州の書いた「日本沈没 第二部」なんてのもあるよ。

421:名無しさん@お腹いっぱい。
11/06/25 23:48:50.33 lfg6sUOm

フィクションの虚構に飽きたらノンフィクションを

URLリンク(c.2ch.net)(甲山事件)

これは生々しい事件だ。
真犯人は誰?

422:名無しさん@お腹いっぱい。
11/06/26 00:08:56.01 /kcbaxGi
>>338
亀レスですが
田村優之「夏の光」はどうでしょう?
高校時代と社会人になってからの話が交錯しながら
展開していきますが読んで損はないかなと


423:名無しさん@お腹いっぱい。
11/06/26 06:17:51.50 6RkliJsI
谷甲州版のがあったのか・・・ありがとうございます、
さがしてみます。


424:名無しさん@お腹いっぱい。
11/06/26 08:57:41.87 /K08XtRW
>>416
>女の小説は男描くのがヘタなのが多いな
妙に女性的か、やたら乱暴かの2パターン

それはそういう本しか選べない416の問題w
男より冷徹な視点で書いている小説もあるし、女より女々しい
物語も山ほどある。

425:名無しさん@お腹いっぱい。
11/06/26 21:25:18.54 45K13eIL
>>424
同意
女性作家が書いたからどうだ、とか言うことではなく
作品は誰が読むか、どう読むか、その読み手の人生の背景はどうか
ということが、「本を読む」ということに集約されるのだと思うよ

426:名無しさん@お腹いっぱい。
11/06/27 00:07:29.00 Gj/UNJdr
>>422
それ読みました
最後の手紙の部分は涙が出てきました
電車の中でなければ号泣しているところです

427: 【東電 58.3 %】
11/06/27 09:17:07.28 +E2kU9Dn
箒木蓮生「空夜」
「臓器農場」を借りに行って無かったので、

精神科医なのに心理描写がおざなりでがっかり。
九州の良いところたっぷりなのは良かった。行きたくなる

428:名無しさん@お腹いっぱい。
11/06/27 19:30:10.21 W1RQ2rb0
↑医者の道楽で書いてるから仕方ないでしょう。w

429:名無しさん@お腹いっぱい。
11/06/28 11:47:40.38 Ts4QTce5
>「臓器農場

イシグロの小説とおんなじやんか

430: 【東電 80.2 %】
11/06/28 13:38:30.58 PLw87TQd
>>429
カズオ・イシグロでしょうか?
彼にそんなタイトルの小説ありますか?
クグッたけどわからないです。
>>428
吉川英治文学賞、柴田錬三郎賞、山本周五郎賞を貰ってるのに片手間?

431:名無しさん@お腹いっぱい。
11/06/28 15:34:48.42 Ts4QTce5
>>430

臓器移植のために産まれた子どもの小説があるではないですな

432:名無しさん@お腹いっぱい。
11/06/28 15:39:33.17 dH0k05LH
ネタを割っても大丈夫ですか。

433:名無しさん@お腹いっぱい。
11/06/28 15:48:04.65 Ts4QTce5
>ないですな

すまん・・なではなくって、かだ・・・

434: 【東電 83.7 %】
11/06/28 19:44:32.11 PLw87TQd
>>433
有り難うございます、あるんですね当分は読まないけれど。
ブームというか注目された本、特に書店員の勧める本というのが大嫌いなので
落ち着いた頃に面白そうなら読んでみたいです。

435:名無しさん@お腹いっぱい。
11/06/28 21:13:24.22 BwAMuo/y
映画にそんなストーリーの奴があったと思うが。

436:名無しさん@お腹いっぱい。
11/06/28 22:14:48.70 0RjM+r3B
谷甲州の日本沈没後第二段上下巻購入!
昨夜から読み始めた

もったいなくてこれまでの本よりじっくり読みこんでいるので
ページがなかなか進みません

437:名無しさん@お腹いっぱい。
11/06/28 22:47:17.89 dH0k05LH
>>436
小松版「日本沈没」を先に読まれましたでしょうか。
あの人がこうなっているのかとか続編特有の楽しみもありますので。


438:名無しさん@お腹いっぱい。
11/06/28 23:18:27.22 eNy67K9V
コミックでお恥ずかしいが、映画『岳』を見たせいで原作のコミックを大人買いだ。
単純明快ですが、しみじみ面白い。

439:名無しさん@お腹いっぱい。
11/06/29 01:51:08.12 6IxM3yDC
俺が今読んでるのは

ジェノサイド

高野和明

角川書店

まだ途中だがかなり面白いよ

440:名無しさん@お腹いっぱい。
11/06/29 09:56:21.76 U/3nf4cp
↑尼存で安くなったら発注しよっと!

441:名無しさん@お腹いっぱい。
11/06/29 10:58:14.23 6IxM3yDC
ジェノサイド 今、真ん中あたりまで読んだけど
ドキドキですよ。
オススメ本!

442:名無しさん@お腹いっぱい。
11/06/29 20:12:30.87 S2tj4Rzc
>>437
勿論読みましたですよ。
でも初作の内容は第2部では「25年前のあの異変」という位置付け
なのでなんとも言えません、、、
まだ就寝前の15分程度を使っての読書タイムに読んでいるところなので
私にもどう展開していくのか不明です。
ここ数日は夜が来るのが楽しみです。

443:名無しさん@お腹いっぱい。
11/06/29 20:38:22.29 CKsUT9WE
日本以外全部沈没のネタ本だと思って読んだ。糞本@日本沈没

谷甲州は小松よりはマシなのか?

444:名無しさん@お腹いっぱい。
11/07/01 12:19:10.32 /YV8+jLf
恩田陸の「蛇行する川の流れ」読んだけど
ラストの謎解きがあまりにもお粗末
いきなり少女ノベルレベルになっていたwww


445:名無しさん@お腹いっぱい。
11/07/01 20:55:55.41 Q6HRrnfu
>>442
最初の20ページで、渡 花枝 邦枝 中田 懐かしい名前総登場。
ということは、ほかにも?
これ以上は442氏の邪魔。失礼しました。
>>443
煽り乙。
谷はアジアの僻地の経験があるからか、小松では類型的説明的だった海外描写が多少血肉化されたかね。
まあ「日本沈没」は、地球物理や国際政治の思考実験を、むりやり小説仕立てにしたようなところがあるから。
でも、そこから溢れ出るちょっとした記述に、今思うとなにか泣かされるところがある。

446:名無しさん@お腹いっぱい。
11/07/01 21:00:04.67 iMkxTYFa
『日本沈没』は当時の海外SFではありえなかったセックスシーンの描写があって驚いたのを思い出す。
他はほとんど忘れた。
「日本のSFはこれだからなあ」と半分馬鹿にしたのも思い出す。

447:名無しさん@お腹いっぱい。
11/07/01 22:04:31.11 skvHvCNW
>>445
煽りではありません、自分の好み

ブラッドベリ>>>>筒井>>星>>眉村>>小松 です。

448:名無しさん@お腹いっぱい。
11/07/01 22:50:27.80 Q6HRrnfu
>>447
ゴメンゴメン、好みじゃ仕方ない。
俺は小松やアシモフでSFに足を踏み入れたんで、文章よりも情報量とか、アイデア重視だとか、
ちょっと読みが雑駁なところがあるね。ペダントリイにも弱いし。
その後もホーガンやル・グイン止まりなんで好みも狭いかねえ。
ブラッドベリやフィニイはあまり読んでないなあ。
ブラッドベリなら強烈な印象があるのは「みずうみ」かな。ラストの1行が怖かった。


449:名無しさん@お腹いっぱい。
11/07/02 08:33:50.39 orjvnda1
自分も筒井、星は大好き
筒井、星の作品が好きだとどうしても小松は
理屈っぽく感じてしまう

450: 【関電 54.7 %】
11/07/05 08:03:44.33 kbfSsnp0
箒木蓮生「臓器農場」期待外れ、中途半端
サスペンスに徹するか社会問題としたいのか立ち位置がブレ過ぎ

同じく「空山」ゴミ処理場問題なんだけど上に同じ

この人世間の評価高すぎじゃないの?

451:名無しさん@お腹いっぱい。
11/07/05 12:36:34.64 S/v/OvyR
>>450

てか、本業でしっかりやってっから文学なんてど~でもいいんじゃね~?

452: 【関電 79.8 %】
11/07/05 14:03:35.20 kbfSsnp0
>>451
同業の渡辺淳一先生はエロエロでしっかりやってるというのに。


453:名無しさん@お腹いっぱい。
11/07/06 13:40:30.01 YD6nO0pK
≡≡≡甲山事件≡≡≡
背筋も凍る凶悪事件
URLリンク(toki.2ch.net)
犯人は捕まらず迷宮入り?
是非あなたが新犯人を推理して下さい。

454:名無しさん@お腹いっぱい。
11/07/06 15:15:03.51 YD6nO0pK
参考スレッドはこちらです。
スレリンク(archives板)

455:名無しさん@お腹いっぱい。
11/07/07 20:10:59.76 wKHOr2+w
>>444
恩田陸はやはり「夜のピクニック」がお勧め


456:名無しさん@お腹いっぱい。
11/07/08 20:43:14.06 S1o/Ubaw
>>455
お勧めされたみたいなので(444さんに代わって)今日借りてきて読んだ。
これ高校生の時に読んでいたら感動したかもしれない。

けどいい大人に、匂いの無い音の無い吉本ばなな、は勘弁してよ。
評価の高かった「六番目の小夜子」を読んでみてこの人は打ち止めかな。

457:名無しさん@お腹いっぱい。
11/07/08 23:58:48.71 z0mhOS2B
デザイン書見てる。

458:名無しさん@お腹いっぱい。
11/07/09 00:43:46.10 3I8Lur+y
歳取ると確かに若かった頃の感受性とどこか変わってしまったのか。
あの頃読んで感動したものを読み返しても当時の感動は帰っては来ず。
ただ過ぎ去った時間の大きさに空しさを感じるだけ。

459:名無しさん@お腹いっぱい。
11/07/09 01:40:56.92 YUoP1TFB
それだけでも得るものがあったってことでいいことじゃんか。

460:名無しさん@お腹いっぱい。
11/07/09 01:47:09.35 yW0fxAG3
>>456
だしょ?
彼女の小説はなぜか最後のクライマックスがスカスカで終わってしまうような気が
します
ひねりが足りないというかもう少し熟考を要すといいましょうか
最後に期待はずれになるといいましょうか

461:456
11/07/09 16:16:28.78 OECJLwuu
>>460
「夜のピクニック」しか読んでいないのですが私も「クライマックスがスカスカ」に同意
短編ならもっと深夜行の不思議な高揚感が描けたのでは?と残念
これね、コミックなら許せるかもしれないよ、絵でカバーできるから。

妹尾河童さんので軍事教練で山へ行く下りがあったけど(少年H)
彼の非日常の高揚感は子供にも大人にも通じるものだと思う。


462:名無しさん@お腹いっぱい。
11/07/09 18:58:18.10 GDQxy2Zr
>>353
ずいぶん前のレスにすみません。
高谷玲子氏の著書で唯一再版されてなかったのが「悲しからずや」
30年以上100軒以上の古本屋を探し、諦めていたのですが、
たまたまネットで検索したら国会図書館の蔵書にあることが判明。
今日読んできました。本当に感激、ネットは素晴らしい。

463:名無しさん@お腹いっぱい。
11/07/09 20:20:12.34 D5rAwKDf
>>462
もう随分前で高谷玲子の作品で覚えているのは、
「静かに自習せよ(マリコ)」以外では「涙で顔を洗おう」くらいです。
「涙で顔を洗おう」の登場人物では「コショウちゃん?」が好きでした。
きりっとした美人で、浅黒い肌に黄色が似合う女の子。
「まいまいつぶろの連作」っていったいどんな作品なんだろう。
夭折した高谷さんにとって、元気なコショウちゃんはあこがれだったんだろうなと思いました。


464:名無しさん@お腹いっぱい。
11/07/09 21:05:30.69 xh96cII5
「静かに自習せよ」の表紙絵はみつはしちかこさんでしたね

465:名無しさん@お腹いっぱい。
11/07/09 21:28:35.75 VkF3ogb5
>>447
ブラッドベリは、高校生の頃はまりました^^
リアルではブラッドベリ好きが周りにいなくて残念でした。

萩尾望都さんの描いてくれた「ウは宇宙のウ」はすばらしかった。
私のイメージそのまま。
今も宝物です。

466:名無しさん@お腹いっぱい。
11/07/09 22:20:51.90 GDQxy2Zr
>>463
>>464
レスありがとうございます。
中学生の頃に「静かに自習せよ」「涙で顔を洗おう」を初めて
読んでから何十回と読み返しました。コショウちゃんはインパクトのある
キャラクターでしたね。「悲しからずや」は高谷先生の遺品を整理していた
秋元の編集者が大学ノートに書いてあるのを見つけて出版したそうです。
ちなみに、同じみつはしちかこ先生が挿絵を書いた「どっちがどっち」も
同じ位読み返しました。

467:名無しさん@お腹いっぱい。
11/07/09 23:59:03.34 xh96cII5
>>466
後日編集担当者の方が書いた手記は涙が出ました
あの戦火のなかで5人の子供を育て上げ平和な時代がようやく来たと思ったら
娘を癌でなくされたご両親の気持ちはいかばかりであったろうかと。。。
胸が痛みます

468:名無しさん@お腹いっぱい。
11/07/10 00:33:07.05 KbYuGphd
>>467
同感です。
一緒に読んだ「君がまぼろし 死にいたる手記」は高谷氏の日記を編集した
ものですが、お母さんの手記も掲載されており両親の悲痛な気持ちが伝わってきました。
また、葬儀に駆けつけてくれた過去、高谷氏に想いを寄せていた男性に対して
本人だけでなく送り出した奥さんへの感謝の気持ちがあったのは
何ともいえないものが伝わってきました。

469:名無しさん@お腹いっぱい。
11/07/10 00:35:56.62 WE1F1sOn
www.geocities.jp/heartland_kaede_8456/hyosi-j/akj223.html

470:名無しさん@お腹いっぱい。
11/07/12 12:50:27.16 MZ9uRf87
新田次郎「八甲田山死の彷徨」暑いときは寒い話ですなぁ

471:名無しさん@お腹いっぱい。
11/07/12 15:55:31.82 WlTfeSU/
>>470
「天は我を見放したか…」
これは映画版か?
新田次郎は映画化作品がいくつもあるね。
骨太の歴史・山岳小説作家だった。
さて夏山ならこれかな
「この子たちは、私の命だ!」


472:名無しさん@お腹いっぱい。
11/07/12 19:40:49.61 FxUc6NOA
ちょうど同じころ別部隊がおなじように猛吹雪に遭遇したものの
全員無事に帰還したということで
優秀なリーダーとそうでないリーダーということでビジネスモデル
に使われていたがそもそも無理があった
ひとつは装備準備万端の少人数の雪道走破研究部隊
もうひとつは雪道を歩く経験をした後目的地の村で分宿
温泉につかって翌日帰ってくるという大部隊
リーダーの資質うんぬんという話ではなかった
小説あくまで小説 
脚色が入るのはやむおえないことだが

473:名無しさん@お腹いっぱい。
11/07/12 19:46:07.75 FxUc6NOA
そういえば
山崎豊子の「沈まぬ太陽」の主人公も週刊誌でたたかれてたな
小説の中では好人物、組合活動のせいで会社に干されているように
かかれて入るがいろいろ問題のある人物だったようだ
やはり事実に基づいたフィクションとして読まねば


474:名無しさん@お腹いっぱい。
11/07/12 19:53:23.86 MZ9uRf87
>>472
新田次郎本も同行記者本も読んでいないんでしょう?
事実関係も知った上でのコメントとは思えない。

脚色されたのは両隊長の交流の有無や言動であって
弘前隊は何日もかけて走破してるよ。
>温泉につかって翌日帰ってくるという大部隊
いいかげんなこと書くなよ。
案内人も凍傷になったんだぞ。

475:名無しさん@お腹いっぱい。
11/07/12 21:08:22.68 FxUc6NOA
>雪道走破後温泉につかって翌日帰ってくるという大部隊

が、かってない寒波と猛吹雪に遭遇してしまい多数の凍死者をだした
というどこがいいかげんなんだ?
弘前隊のリーダーとの資質の違いうんぬんという問題ではなかった
と書いたのがどこがいいかげんなんだ?
かなり読み込みが足りないと思うよ

476:名無しさん@お腹いっぱい。
11/07/12 21:49:56.27 FxUc6NOA
>>474
どうやらぐうの音も出ないようだな
まあいいこれからは物言いに気をつけたまえ

477:名無しさん@お腹いっぱい。
11/07/12 22:42:54.13 MZ9uRf87
はいはい読み込み足りませんでしたスミマセンネーーー偉い人

これでよろしいか?

478:名無しさん@お腹いっぱい。
11/07/12 23:16:01.08 FxUc6NOA
>>477
はじめからそのような素直な物言いすれば
波風も立たない
今日はきみもひとつ勉強になったはずだ

479:名無しさん@お腹いっぱい。
11/07/13 01:11:44.31 CpPV8u+B
面倒くさいやつらだw

480:名無しさん@お腹いっぱい。
11/07/13 05:37:36.36 dmHW57n+
万引き犯の親は、「万引きは誰でもする、通報する店が悪い」と開き直る。

これは、とんでもない思い上がりだ!
万引きはれっきとした犯罪である。
スレリンク(archives板)

481:名無しさん@お腹いっぱい。
11/07/13 08:50:08.13 JEqe1DH1
畠中恵「しゃばけ」ファンタジーノベル大賞だから馬鹿にして読まなかったけど
これは面白い
子供にも大人にもわかる面白さ、但し日本人限定というところかな

482:名無しさん@お腹いっぱい。
11/07/13 13:39:04.55 6Q2mcsg0
岩井志摩子先生の「ぼっけきょうてい」って結局どこのジャンルにはいるの?

483:名無しさん@お腹いっぱい。
11/07/13 19:54:41.43 v+98FjAb
>ぼっけきょうてい

岡山の方言で「えれぇ、怖えぇぇ」
ホラーじゃないでしょうか?

484:名無しさん@お腹いっぱい。
11/07/14 00:35:05.70 HtYczIza
>>480
万引きは犯罪と言うより娯楽だよwww

485:名無しさん@お腹いっぱい。
11/07/14 00:53:47.50 ESYUjkOw
>>484
悪しき親もわが子の悪しきは願わず

情けない。。。。。。。。。。。

486:名無しさん@お腹いっぱい。
11/07/14 14:20:52.52 CyaQc7wr
おいら、近所のコンビニで万引き犯、店長と3回くらい捕まえたことあるが、
あす、俺達がそうなってもしかたないような悲しいハナシばかりだ。

産業の空洞化はこうも虚しいのかと思った

487: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】 【東電 85.0 %】
11/07/14 18:25:19.27 QgOdio8A
スレチ 去れ!

高村薫「照柿」つまらなかった。
タイトルなんだけど「てりがき」なんだよね~
宮部みゆき「火車」も「かしゃ」
作者の拘りだろうけど「てるがき」「ひぐるま」の方が響きはいいのになぁ
>>465
ブラッドベリは邦題もいいよね「火星年代記」の「優しい雨ぞ降りしきる」だっけ?
「優しい雨”が」にしないところに昔の翻訳者の凄さを感じる。

488:名無しさん@お腹いっぱい。
11/07/14 20:41:34.10 mcw9GHNc
>>484
万引きは心の病とか誰か言ってたっけ

489:名無しさん@お腹いっぱい。
11/07/15 23:00:55.29 WxnSRsSR
>487
> 高村薫「照柿」つまらなかった。
> タイトルなんだけど「てりがき」なんだよね~
> 宮部みゆき「火車」も「かしゃ」

どっちもつまらなかったな。
散々「あれこれ」書いておいて、オチがあれかよw
他の作品もうんざりだな。

なんで、長々と書けるのか?w

490:名無しさん@お腹いっぱい。
11/07/16 07:36:18.71 ND/Xr0IZ
>>489
スジや「オチ」の爽快感や膝を打つ感じとかとは無縁だからね、高村薫の場合。
「あれこれ」の方を書きたかったんじゃないの。
「リビエラ」のオチとか、なんじゃこりゃ状態だったからね。
ただ散々大風呂敷を拡げた後の、「脱力感」とか「むなしさ」は表現できてたと思う。
「マークス」も同様。記憶に残っているのは「あれこれ」の方ばかり。
「照柿」は設定こそ警察ものだけど、ミステリーとか書くつもり全く無し。
これから後は、ただでさえ晦渋な文体に磨きがかかって読みにくいったらありゃしない。
まあ、それでも読んでるんだけどね。
>>487
「照柿」は色の名前だから「てりがき」としか読めないんじゃないの。

491:名無しさん@お腹いっぱい。
11/07/16 09:05:53.53 NlsSyaR9
おとぎ話じゃないんだから、結末が重要なら高村読む資格なし。
推理小説の古典だけ読んでろ。

492:名無しさん@お腹いっぱい。
11/07/16 13:50:21.55 tRRyKx7G
>>490
そうですね

>>491
本を読むのに資格が必要?はぁああああ
489さんに仰っているのだろうけど高村ってただの流行作家ですよね~
照柿つまらないと書いたのは私にはつまらないからですよ。
細部に拘るのに全体の構成がしっちゃかめっちゃか
マークスもそう感じましたね、言わずもがなの結末が脱力

宮部みゆきの「火車」
直木賞を逃したのは黒岩だかが「主人公が出てこないから」と外したそうで
本質がそこにあるのに選考委員が判っていなかったんですよね~

493:名無しさん@お腹いっぱい。
11/07/16 21:45:02.17 NlsSyaR9
>>492
高村が流行作家という認識がそもそも的外れ。
デビュー当初はミステリー仕立てでヒットしたけれど
それはあくまでも、切り口で、謎解きや事件解決に重点はおかれていない。
それが面白くないと云うなら、やはり読んでも仕方が無いだろう。
つまらないのはあんたが読めていないと云う証拠でしかない。

当然「晴子情歌」以降の3部作は読んではいないと思うが
明確に、社会の閉塞感に文学で対峙している。
流行作家という売るための作品とは全く違った立ち位置で書かれている。
そんなものに結末の付けようがあるわけは無い。



494:名無しさん@お腹いっぱい。
11/07/16 22:18:57.72 Zhtc8gCS
>493
まあ、高村の責任ではないと思うがw

売り方がいけなかったんだろうな。
「最上級のミステリー」みたいな売りだったから読んだんだよ。
ミステリーとかSFは好きだしね。

「神の火」
「マークスの山」
「リビエラを撃て」
の三作を読んだ。うんざりだな。

最初から、細部にこだわるがオチはありませんと、宣伝してくれよ。

495:名無しさん@お腹いっぱい。
11/07/16 23:49:20.39 tRRyKx7G
>>493
勘違いされているようですが、高村を全否定しているのでは無いんですよ。
あなたがそもそも「読む資格なし」等といちゃもんを489につけたわけで、
つまらないという感想に「どうつまらないか?」ではなく「読めていない」ですか?
大学の講義じゃあるまいし。何その上から目線!

作品にコメントしているのに他作品の評価を求められてもねぇ
今度お勧めの「晴子情歌」読んで書きますね。

それから「流行作家」に反感を持たれていらっしゃるようですが
夏目漱石だってそうでしょうよ、こころなんて駄作だと思いますよ。
もちろん私個人の感想ですからね~

496:名無しさん@お腹いっぱい。
11/07/17 03:30:35.40 3FApE2WN
確かに漱石でちゃんと完結してるってのは坊ちゃんぐらいだったよな。

497:名無しさん@お腹いっぱい。
11/07/17 05:09:19.76 oJTtq4Jo
>496
漱石は完結する必要はないと思うけど・・・。
人それぞれかw

ネコは完結してたよねw

498:名無しさん@お腹いっぱい。
11/07/17 05:22:44.79 oJTtq4Jo
明治時代の作家は著作権がなくなったから、青空文庫で読みまくりだよ。
夏目漱石とか正岡子規とかね。

499:名無しさん@お腹いっぱい。
11/07/17 09:02:48.37 +9cFB8pe
>>495
「ただの流行作家」と書いたのはアンタ。
まぁ芥川賞の選考委員だって二流の流行作家だがw

高村は売るためやミステリーファンに媚びる姿勢はとっていない。
「晴子情歌」「新リア王」「太陽を曳く馬」三部作通して読んでから
書いてね。

500:名無しさん@お腹いっぱい。
11/07/17 09:40:55.64 BWRojQ9x
昭和30年代の、「社会派推理小説」は、人がやむを得ず犯した事件を追うことで、
人や社会や時代のあれこれを浮かび上がらせることが主目的だった。
「点と線」とか「飢餓海峡」とかね。
また、謎解きとか、特に「動機の解明」ってやつに、読者と捜査陣が同時にたどり着いたとき、
思わず「ああ!」と声を上げる「本格推理小説」でもあったわけ。

でも、高村のは「社会派」的なアイルランド過激派をめぐる状況や、
リアルな警察組織の実体を細かく描写しようとするのに、黒幕の正体や犯罪の動機なんか、
「ええ!こんなの!」って感じで「不条理」感に溢れてたねえ。
まあ、殺人なんて誰にでも納得できる理由なんて、ほんとはありえないんじゃないかとも思う。
(「太陽が眩しかったから」とか。ちょっと古すぎるか)
その辺りを理性的に解明できる、だれにも納得できるっていう、ミステリーの古典的な約束事は、
高村にはどうでもよかったんじゃないかな。

俺にとっては高村は、「マークス」ではじまって、そのままハマっていったから、
変な文体や言葉遣い、独り勝手な比喩や衒学趣味も味だったなあ。
(ポリフィーリーなんていう呼び名を、捜査官につけるか、普通)
ミステリー作家としての高村は、「蓼食う虫も好きずき」ってとこか。

話題の「晴子情話」も、また読んでみよう。
よかったね493、読者が増えたぜ。



501:名無しさん@お腹いっぱい。
11/07/17 09:47:06.78 BWRojQ9x
>>500
あ、間違えた。「晴子情歌」か。
手元の本を見ていて気付いた。

502:名無しさん@お腹いっぱい。
11/07/17 14:53:08.51 3FApE2WN
>>500
主人公が何故と問われて「太陽が眩しかったから」と答えて終わらせる所が心憎いねえ。
象徴的に有産階級を太陽に例えた辺り、いかにも自分の欲望で生きてきた主人公を上手く表している。
「何の苦労も知らないで貧民から搾取した金で毎日遊び暮らしている有産階級の馬鹿息子が許せなかったから」と言わせたら台無しになってたなw

503:名無しさん@お腹いっぱい。
11/07/17 15:51:50.75 yPuh5Ded
>>499
わかっていない人みたいだから、言いたいことを「動物園に行った児童と親」
(私I)(あなたY)で例えてみますね

I「象のうんこ臭かった」(高村の照柿つまらん)
Y「象の目を見ないで象を見てきたと言っちゃあイカン」
 (晴子情歌を読んでいないのに高村の事を書く資格無し)
I「うんこ臭いと言ったらアカンの?動物園臭いの当然」(流行作家なんて駄作もあるし)
Y「サファリパークは動物園ではない」(高村は流行作家じゃない)
I「ふーん、どうでもいいけど今度見たらスケッチするよ」(晴子~読んだら書く)
Y「まず目から書け、お前には見えないがうんこにもバナナや林檎が含まれているんだ」
 
I「・・・・・・」

504:名無しさん@お腹いっぱい。
11/07/17 17:58:36.45 +9cFB8pe
>>503
例えが下手すぎwww
晴子情歌を読まないから高村わかってないと云われてると
思いこんでない?w
照柿もマークスもつかみどころのない不条理が事件の背景にある、
それが読み切れてなくて、構成がどうの
結末があっけなくてつまらんとしか言えないくせにw

>>500
太陽がまぶしかったら・・
殺人の動機なら「太陽を曳く馬」がお勧め、
動機すら明確にならない不条理さと
宗教の限界が堪能できます。

505:名無しさん@お腹いっぱい。
11/07/17 18:46:47.51 3FApE2WN
>>502
それは「太陽がいっぱい」と混ざってるぞw

・・・・・と空しく自ツッコミOrz

506:名無しさん@お腹いっぱい。
11/07/17 21:51:59.15 BWRojQ9x
>>502
早速、衒学趣味にお付き合い頂き痛み入ります。ってちょっと遅かったか。
>>504
「動機なき殺人」てやつは、それこそ「モルグ街」以来、古典的テーマなんだが、
高村は「照柿」で、そこに「何日も寝てなかったから、つい。」という輝かしい1ページを刻んだ。
確信犯だろ、これ。そのために、工場の描写にどれだけ頁を割いたのか。
直木賞を取った「マークス」の主人公の刑事を、より立体的にするために、恋愛をとりいれる。
殺人事件で、それも「一目惚れ」でって、どんだけロマンチストというか、ぶち壊し屋というか。
「ミステリーするつもりありません宣言」か、これ。
あと、主人公は、どれだけ盲目的に恋愛感情に突っ込んでいったか、
犯人は、どれだけいろんなことに疲れ果ててたかを、得意の濃密な筆致で書き連ねていった。
>>503
503氏のたとえで言うと、バナナや林檎の匂いでいいのに、わざわざ臭くしなくてもってとこ?
江戸前の握りのつもりで食べたら高級鮒寿司だったら、腹立つかな。
まあ、鮒寿司やくさやの好きな人もいるからね。
俺は最近、何でも食べられるようになりました。
お腹を壊さない限り。夏場だしね。


507:名無しさん@お腹いっぱい。
11/07/17 21:56:56.83 nUHqSWP6
>>506
>俺は最近、何でも食べられるようになりました

ほんまか?
俺はもう身長伸びないし好きなものだけ食べようと思ってるのに
くさや、ドリアン、サルの脳みそ、などいまさら無理して食べたくはない
給食の時間ではないからな


508:名無しさん@お腹いっぱい。
11/07/17 22:15:45.54 kVJK52th
松本清張は、地味に始めて地味に終わる。
それなりに納得できるじゃないかw
「点と線」でも「砂の器」でもさ。
ああ、そうだなあと思うよ。

高村薫は、ハデに始めて地味に終わる。
ハデに始めたら、ハデに終わってくれよと。
設定がハデなのに、オチが地味なのはやめてくれ。

まあ、俺には、「高村を読む資格」が無いみたいなんで、
二度と読みません。

以後、高村にはカキコしません。

509:名無しさん@お腹いっぱい。
11/07/17 22:18:17.82 BWRojQ9x
>>508
鮒寿司・ドリアン・くさやは大丈夫。
猿の脳みそは勘弁してください。嘘をついておりました。

最近、面白そうなら一応口に入れてみるくらいはできるようになりました。
今世紀になってから(一回使ってみたかった言い回し)、小説は全然駄目だったのに。
知的好奇心や体力が枯れてなかったかと、ちょっとうれしくってね。



510:名無しさん@お腹いっぱい。
11/07/18 05:16:00.94 4o3xuia6
>>500
石川達三の「青春の蹉跌」なんかまさにそうだね

511:名無しさん@お腹いっぱい。
11/07/18 07:10:20.57 UOh/Roci
まあ朝起きたときの隣に寝ている嫁さんの顔見なれてれば驚かないな(´・ω・`)

512:名無しさん@お腹いっぱい。
11/07/18 13:54:11.77 GvSmVjrz
悲しい本読みが多いのう。

513:名無しさん@お腹いっぱい。
11/07/18 14:55:07.20 ltW9vVz/
「太陽が眩しかったから・・」って異邦人じゃねの?

514:名無しさん@お腹いっぱい。
11/07/18 15:13:18.28 8/AJV2aY
カミュだね~

貴志祐介「黒い家」今更だけど怖い。最近のニュース見ていると
フィクションではないような気がしてくる。

ところでEDって突然治るもんなのだねぇ~

515:名無しさん@お腹いっぱい。
11/07/18 17:56:41.17 wC83WjAZ
神尾葉子の「花より男子」
発行部数5800万部の少女マンガNO1の作品
男性、年齢とわず支持されているとのこと
そんなにすごいのなら漫画とはいえ読んでみようかと思ってるのですが
どなたか読まれた方います?

516:名無しさん@お腹いっぱい。
11/07/19 13:12:17.79 l8BXBesZ
漫画スレで聞いてみたら?

517:名無しさん@お腹いっぱい。
11/07/19 18:11:55.57 YadGEeYo
若いころ読んだ本でミッシェルバイタイユ?って作家かな B-52が水爆かかえたまま
スペインの地中海に面した海に墜落・・・それに被爆した子どもが、オオカミを
見たいといって、親がクリスマスの晩に動物園からオオカミを連れ出して
プレゼントした小説覚えありますか? 覚えてたら題名と出版社おしえて・・
日本語いがいだったら、英語とスペイン語でもかまいません

なんか、とうからず、日本のフクシマでおきそうな悲劇ですね

518:名無しさん@お腹いっぱい。
11/07/19 18:26:44.20 l8BXBesZ
>>517
クリスマスツリーという映画の原作ミッシェル・バタイユ
白血病の子供の為に盗むんだよね

出版社とかは知らないググれば見つかるかもよ

519:名無しさん@お腹いっぱい。
11/07/19 21:59:42.22 mXt/nIf0
青春ミステリーに嵌まってる。

一番気に入ったのは、米澤穂信。
古典部シリーズは、設定がコミックやラノベっぽくて、
読み始めに少し抵抗があったけど、
学園の匂いや色や空気を思い出して、段々嵌まった。
遠回りする雛が一番面白かった。

小市民シリーズは、タイトルと内容のギャップが面白い。
小鳩君と小佐内さんは、「犬はどこだ」で再会した気がする。

520:名無しさん@お腹いっぱい。
11/07/19 22:00:35.74 BFCi9+aU
>>517
知ってるんだろうけど、45年前に実際にあった事故を基に書かれてるんだよね。
落下地点の周囲 2haほどは今でもフェンスで封鎖されてるらしい。

521:G
11/07/20 11:21:34.61 +2BGFGkm
>>517さん
「クリスマス・ツリー」は、子どもの頃見た覚えがあるな。
ウィリアム・ホールデンがオオカミを抱えるシーンをよく覚えている。
しかし、その背景に被爆事故があったとは、全く気づかなかったw

この話は、1960年代に水爆搭載のB-52がスペインに墜落し、
あわや核爆発を起こしそうになった有名な事件を背景にしていると思う。
おれは、スペインもので有名な逢坂剛の小説、
「燃える地の果てに」
で知ったけど、事実は想像以上に深刻だったらしい。



522:名無しさん@お腹いっぱい。
11/07/20 17:58:38.82 RBhuP2uq
乃南アサ「風紋」
以前「凍える牙」でバイクの追走シーンだけが良かったと書いたけど
この作品では乃南を見直した
こういう地味な作品は良いと思う

523:名無しさん@お腹いっぱい。
11/07/20 18:00:05.10 5Clo+aVo
>>517

パロマレス米軍機墜落事故

524:名無しさん@お腹いっぱい。
11/07/20 22:29:01.83 sVa/N160
ギルーおばちゃん名無しになると急に下品になるね

525:名無しさん@お腹いっぱい。
11/07/20 23:01:30.05 RBhuP2uq
どの人が「ギルーおばちゃん」なのかわからないトホホ

526:名無しさん@お腹いっぱい。
11/07/20 23:54:25.68 sVa/N160
高村薫で何故かブチ切れてるお方

527:名無しさん@お腹いっぱい。
11/07/21 00:01:11.40 RP71qkaJ
>526
> 高村薫で何故かブチ切れてるお方

そのネタはやめましょう。
議論する気はありません。

このスレでは荒れましたからねw
さよなら。

528:名無しさん@お腹いっぱい。
11/07/21 00:05:19.44 8XIPZQGQ
>>526
えーあの人?さんくす
粘着気質だね~すぐ見下したレスするし、厭な女。


529:名無しさん@お腹いっぱい。
11/07/21 09:11:09.20 wO405HCf
夏だから怖い本が読みたいと思って、「もしもノンフィクション作家がおばけに出会ったら」
っていうのを読みました。著者が出会ったいろいろ不思議な出来事が書いてあって
自分の昔のことを思い出させてくれました。
それから怖い話にはまって、今角川文庫の「新耳袋」を読んでます。
久々に夜中に一人で風呂に入ったりトイレにいったりが怖くなりました。

530:ギルー ◆GillufuAjc
11/07/21 09:43:37.18 A64EnhN6
>>524
名無しで書いているのに、コテだしてくるとは
粘着質はあんたも同じだね。
別スレでロムらなければできないわけだし・・・

これからは遠慮せずにコテで書きます。



531:G
11/07/21 13:32:09.28 JssQWXxJ
>>523さん
ああ、その事件ですね。
ご教示感謝。

スペインで思い出したけど、逢坂剛のでずいぶん影響されたな。
「カディス」「コルドバ」とか、この人を入り口にスペインに入りましたw

昔途中で放り出した、ジョージ・オーウェルの「カタロニア賛歌」も再読した。
スペイン内戦の写真集や、キャパの本もかった。

ロープシンの「蒼ざめた馬」は、「日曜日にネズミを殺せ」の影響だったかな。
とにかくスペインには、「問題性」がありすぎて、読むときも真剣になる。


532:名無しさん@お腹いっぱい。
11/07/21 14:16:13.57 8XIPZQGQ
「ギルーおばさん」粘着質ってレスは524さんじゃないよ、私。
それからID検索したら
>別スレでロムらなければできないわけだし・・・
ってことなしに同じ人ってわかると思うよ。

「光源氏ものがたり」っていうのを田辺聖子「新源氏物語」の続編だと思い込んで
借りてきたら聖子さんが優しく源氏を解説している子供向け本だった。
でもわりと面白い。

533:名無しさん@お腹いっぱい。
11/07/21 20:15:49.39 aIGleGWX
>>519
古典部シリー読んでみようかと思うのですが
シリーズの第一巻から読まないとダメ?
途中からだと面白み書ける?
なんせ図書館で借りてきて読むつもりなのでwww


534:名無しさん@お腹いっぱい。
11/07/21 20:26:54.45 aIGleGWX
夏の青春物で有名な樋口有介の言葉で妙に共感できたのは
「では自分が高校時代、また夏の季節はとても楽しく充実
してたのかといえばそのようなことはなく
むしろそういう楽しい学園生活を送りたかったという思いが
作品を書かせた」というのを読んでなんとなく納得できました

そういえば舟木和夫の「高校3年生」
作詞者、作曲家ともに家庭の経済的事情で高校へはいけず
大人になってからも高校へ行きたかったという思いが
「高校3年生」という作品につながったというのを思い出しました

535:名無しさん@お腹いっぱい。
11/07/23 01:22:26.66 qndvWXOr
桐野夏生「ダーク」チョンマンセーでバイオレンスにも無理あり過ぎだ
落ちはなかなか。買ってまで読みたいとは思わないけど

536:名無しさん@お腹いっぱい。
11/07/23 01:59:40.35 pYK6waUj
桐野夏生は「OUT」を読みはじめてすぐ止めた
あまりに底辺層の生活をしてるのがこれでもかと出てくるので
縁起でもないと

537:名無しさん@お腹いっぱい。
11/07/23 12:44:46.34 NY/3q3z9
舟木一夫じゃぁ?

538:名無しさん@お腹いっぱい。
11/07/23 20:52:50.15 qndvWXOr
>>536
そうなんですか「OUT」のがマシかと読もうかなと思ってたけど、止めた

539:名無しさん@お腹いっぱい。
11/07/23 22:07:14.97 RcB1Ruzb
>>537
すいません舟木一夫でした


540:名無しさん@お腹いっぱい。
11/07/24 09:29:33.92 mBCpMlge
以前、大藪晴彦と西村寿行を読みふけった時期があった。
大藪ヒーローに憧れて常に財布の中に抗生物質と鎮痛剤を入れ、
大食いした。今、とんでもない体型になってしまった。(笑)

541:名無しさん@お腹いっぱい。
11/07/24 11:35:23.75 v7/fYTAw
大藪春彦

もうわざとだろお前ら

542:名無しさん@お腹いっぱい。
11/07/24 11:38:13.66 BwH8AiLE
大沢在昌の新宿鮫シリーズはどれか一冊だけ読むとしたら
「無間人形」
で良いと思う
この右に出る作品は鮫シリーズにはない

543:名無しさん@お腹いっぱい。
11/07/24 19:11:46.31 mBCpMlge
>>541
ごめん。ホントにミスだ。

544:名無しさん@お腹いっぱい。
11/07/24 21:36:02.06 Ec0pc6gp
「ミザリー」 S・キング
作品を書きとばすのが嫌になって来た流行作家が、山の中で事故に遭い、
熱狂的なファンに捕まって、やめるつもりだったロマンスもの「ミザリー」を、
その女のためだけに書き続けるはめになる。
俺は「所詮こけおどし」ってキングを馬鹿にしているところがあったけど、
狂った女に追いつめられるたびに、
「ミザリー」が凄みを帯び、傑作になっていく描写はすごい。


545:名無しさん@お腹いっぱい。
11/07/25 08:45:20.58 Ygx/0BlG
松本清張はんでんな

546:名無しさん@お腹いっぱい。
11/07/25 08:53:13.87 v/2g4+s2
テレビ放送終了か・・・これでゆっくり、数学の勉強ができる

547:名無しさん@お腹いっぱい。
11/07/25 08:59:07.26 QUKfuZYA
>>544
俺は読まなかったが映画でみた。キャスィ.ベイツの演技は最高だったよ。

548:名無しさん@お腹いっぱい。
11/07/25 12:24:23.03 ZHOzJkuy
>>536
読んでて暗くなるような小説はだめだよな
「大空のサムライ」の坂井三郎は
「戦記物は負け戦書いてもダメですよ勝ち戦以外は売れません」
と言うてたけどあたってると思う
ホラーには怖さを
ミステリーにはハラハラドキドキ感を期待するが
性格が暗くなるような小説は誰も求めていない


549:名無しさん@お腹いっぱい。
11/07/25 12:35:56.10 93en+V+A
東野圭吾「麒麟の翼」面白かった。
今、有川浩「県庁おもてなし課」を読んでいるが、
最初はイマイチだったが、途中からのめりこんでいる。

550:名無しさん@お腹いっぱい。
11/07/26 21:45:22.78 rI7jPhd7
>>533
古典部シリーズは、出来れば氷菓から読んでほしいけど、
無理なら、ウィキなんかで設定を確認してから。

551:名無しさん@お腹いっぱい。
11/07/27 00:10:42.43 g26eY4dG
>>550
ありがとうございます
そういたします

552:名無しさん@お腹いっぱい。
11/07/27 09:41:03.77 zGGOSBn2
「両性具有の美」 しらすまさこ

553:名無しさん@お腹いっぱい。
11/07/28 11:18:33.82 NqTyFw11
URLリンク(blog.livedoor.jp)
ワロタ



554:名無しさん@お腹いっぱい。
11/07/28 17:07:03.11 eNpKf8Ha
>>553

意味ネ~だろう

555:名無しさん@お腹いっぱい。
11/07/28 21:23:42.26 NqTyFw11
 「日本沈没」「復活の日」などのベストセラーで知られ、日本SF界を代表する作家、小松左京(こまつ・さきょう、本名実〈みのる〉)さんが、
26日午後4時36分、肺炎のため大阪府箕面市の病院で死去した。
80歳だった。葬儀・告別式は親族で行った。

筒井康孝先生も最近作品を書いておられないようなので心配だ

556:名無しさん@お腹いっぱい。
11/07/28 21:38:57.69 KYkMgids
笑犬楼の更新はまだみたいだ
URLリンク(shokenro.jp)

557:名無しさん@お腹いっぱい。
11/07/28 22:09:00.66 V1ve1hfG
>>555
ショックを受けた。
今日はもう寝る。
さよなら。

558:名無しさん@お腹いっぱい。
11/07/28 22:55:20.85 leOToHcz
「曲り角の日本語」  水谷静夫

559:名無しさん@お腹いっぱい。
11/07/29 06:00:29.74 SEfsrM1A
もう根気がなくなって、長編小説はムリ。
いま読んでいるのは、ブルーバックスからでているガロアの群論の入門書。
内容についてはさっぱり理解できないが、
寝る前に2ページほど読むと眠くなるので、睡眠薬がわり。

560:名無しさん@お腹いっぱい。
11/07/29 08:22:38.49 IkTZ54nX
チャンバラ小説がメインになってしまった。

561:名無しさん@お腹いっぱい。
11/07/29 09:23:41.38 alB1+JRF
高岡は韓国を批判したのか    →No
高岡は韓流を批判したのか    →No
高岡は日本のTV局を批判したのか →Yes

たったこれだけで韓国の大新聞から名指しで批判され、事務所をクビになり
命の危険まで感じるという社会がどんな社会なのか



562:名無しさん@お腹いっぱい。
11/07/29 09:45:22.80 ET9TBEna
>>561

こういうのを血祭りにでっち上げるというんだな

563:名無しさん@お腹いっぱい。
11/07/29 11:43:32.18 JQogPxsO
でっち上げ は どこの世界にもあるみたいだなや

564:名無しさん@お腹いっぱい。
11/07/29 12:13:36.34 J9mDTV+b
さて戦前の欧州に置けるユダヤ人に対する危機感と戦後の対応の変化を研究すると、色々面白いことが分かってくる。

565:名無しさん@お腹いっぱい。
11/07/29 13:06:01.86 o/ptMbip
>>564
簡潔に述べよ

566:名無しさん@お腹いっぱい。
11/07/29 16:48:26.02 ET9TBEna
ユダヤ人って、ナチだけから迫害を受けたように言うが、イギリスだって
ポーランドだって、おフランスだって、アメリカ人だって迫害したんだな

567:名無しさん@お腹いっぱい。
11/07/29 18:53:58.40 Dre+zyhG
一致団結するには誰かを血祭りにあげるんや。

568:名無しさん@お腹いっぱい。
11/07/29 23:08:05.78 o/ptMbip
歴史は複雑であり白人はえぐい
永世中立国のはずのスイスは難癖つけて日本、ドイツから賠償金せしめ
3国軍事同盟仲間のイタリアは途中で寝返り戦勝国の仲間入り
おなじように日本、ドイツから賠償金せしめた
よってドイツ人はいまでもイタ公大嫌い

569:名無しさん@お腹いっぱい。
11/07/29 23:47:29.37 v0S5xWpF
>>568
酒の席などでうちとけあうとドイツさんは、
 「また一緒にやろうぜ! 今度はイタ公抜きでな」
って言うらしいね。

570:名無しさん@お腹いっぱい。
11/07/30 00:06:41.80 ropjCYSr
なぜか日本の歴史の教師はイタリアが戦勝国であることもスイスと一緒に
賠償金せしめたことも知らない
日本人はイタリアが弱くてすぐ降伏したからドイツ人はイタ公抜きでと
いってると思っているが実はそういうわけ


571:名無しさん@お腹いっぱい。
11/07/30 00:09:54.06 2NS8mzNd
シャイロック(ユダヤ)はアントニオ(イタリア)に大金を貸したのに
人非人扱いされたね

572:名無しさん@お腹いっぱい。
11/07/30 00:24:06.14 TZG1PCqf

「権力を取らずに世界を変える」ジョン・ホロウェイ

573:名無しさん@お腹いっぱい。
11/07/30 13:03:05.87 ropjCYSr
「イタ公は朝やる」
これもドイツ人がよく言うセリフ
フニャマラ野郎がという意味だが

574:名無しさん@お腹いっぱい。
11/07/30 18:50:28.88 mf3sTLpX
↑んで、ギリシャ人は「尻に突っ込む」と。

575:名無しさん@お腹いっぱい。
11/07/30 22:42:01.23 MV0rYS0M
参考になりますた

576:名無しさん@お腹いっぱい。
11/07/31 00:15:53.36 Nro8UbPR
筒井康孝の「走る取的」「ミッドナイトラン」のような
ハラハラドキドキを感じるお勧めのチェイサー物ってある?

577:名無しさん@お腹いっぱい。
11/07/31 01:26:07.11 3RCMFLZ0
ダ・ヴィンチ・コード

578:名無しさん@お腹いっぱい。
11/07/31 20:43:33.90 gXlIkcJj
トレンチ・コート

579:名無しさん@お腹いっぱい。
11/07/31 21:17:09.70 NhhW8OrP
スレ間違っていますよ

580:名無しさん@お腹いっぱい。
11/08/01 12:06:16.99 rBMNfTzJ
おれの人生(スレ違い)

581:名無しさん@お腹いっぱい。
11/08/01 12:18:08.87 Ehq6LMBt
君の名は

582:名無しさん@お腹いっぱい。
11/08/02 04:57:11.33 9JAu/tmZ
川上弘美「センセイの鞄」

呑み助でなくても羨ましくなるほわほわとしてほのぼのして良い話
月子さん好きだ

583:G
11/08/02 11:43:03.32 AkUIRFEk
>>564さん
「戦後の対応」はちょっとちがうが、欧州のユダヤ人の危機感だと、
おれはツバイクが最高だと思う。

シュテファン・ツバイク「昨日の世界」


584:名無しさん@お腹いっぱい。
11/08/02 16:47:46.22 U0FQrBNl
「わたしを離さないで」 カズオ・イシグロ ハヤカワ書房 2006

 病人の介護をしているらしい女性の、学生時代の回顧から話は始まる。
芸術教育に力を入れている全寮制の学校(シュタイナースクール風)の
同級生・先生・マダムと呼ばれる女性などのあれこれ。
これらの点描を行きつ戻りつしながら、主人公を含む3人のクラスメイトの人生を描く。
 基本的なアイデアはシンプルで、SF的とでもいえるだろう。(ブレードランナーの裏返し風)
それは比較的序盤で、さりげなく(でも無いか?)語られるので、ミステリー的な謎解きの快感は無い。
受け入れがたい運命におとなしく従っているように見えていた3人は、最後に至ってある行動をとる。

 人生の終盤に差し掛かって、夢だとか自由意志の儚さを感じ続けて来た今の俺には、
最後の悪あがきのような主人公たちの行動は涙なしではいられない。


585:名無しさん@お腹いっぱい。
11/08/02 22:46:27.24 KyE2y97K
「理想の国語教科書」  齊藤 孝

586:名無しさん@お腹いっぱい。
11/08/03 02:59:03.94 0LxMGvN1
>全寮制の学校(シュタイナースクール風)の

それ聞くとゾッ~とするのは俺だけか?
友人の一人が息子にボーディングさせたんだが、
心を病んで若くして自殺したよ。
つまり、俺はそれから「ヒットラーユーゲントの純粋培養」をイメージするのだ。

587:名無しさん@お腹いっぱい。
11/08/03 12:26:23.88 Tk107BhT
カズオ・イシグロは外国人ですから。
欧州の上流家庭では子弟を全寮制に入れるの普通ですから。
日本人の一例を全てのように言われてもねぇ

588:名無しさん@お腹いっぱい。
11/08/03 12:50:09.53 e61LThPt
カズオ・イシグロを一ヶ月まって予約しておるのだが、いまだに借りれんがな

目黒川沿いの品川図書館にだが

589:名無しさん@お腹いっぱい。
11/08/03 16:41:50.98 Tk107BhT
ブクオフで見たよ、サンマより安いから買えば?

590:名無しさん@お腹いっぱい。
11/08/03 16:50:53.96 e61LThPt
ど、どこのブックオフか? おせ~てちょんまげ

591:名無しさん@お腹いっぱい。
11/08/03 17:05:52.03 Tk107BhT
新宿

592:名無しさん@お腹いっぱい。
11/08/03 19:15:37.99 1svIuUfE
これからイシグロを読む人もいるらしいので、内容についてはこれ以上いわないほうがいいのかな。
>>586
「シュタイナースクール風」といったのは、舞台になっている学校が芸術教育に力を入れているのと、
周囲からは影響を受けにくい全寮制であるというだけで、
実際のシュタイナースクールやシュタイナーの神秘主義は、この作品と関係はありません。
誤解されないように、念のため。
我々の年代なら、ミヒャエル・エンデや子安美智子の著書あたりから、
イメージがあるかと思っていっただけでした。

593:名無しさん@お腹いっぱい。
11/08/03 20:00:12.26 fskMI8/J
ブックオフで買う癖付いちゃうと定価で買わなくなるよね。
と、思っていたけど、買う量が増えただけでござる(;∀;)。

594:名無しさん@お腹いっぱい。
11/08/03 22:16:16.36 rz+NG8UP
今日 ぶくおふへ100刷ばかり 持って行ったけど 1Kにしかならなかったでつ。

595:名無しさん@お腹いっぱい。
11/08/03 23:06:05.65 8G2/UkX4
ブックオフの100円コーナーで10冊ばかりのまとめ買いをするのが楽しみだ。

596:名無しさん@お腹いっぱい。
11/08/03 23:34:53.02 K5KK6JGs
いつでも読めると思うとなかなか読まずに積読有余年
そこで最近はもっぱら図書館だよ
近頃は図書館同士で相互貸出というのがあって、絶版の本が読めるのがありがたや

597:名無しさん@お腹いっぱい。
11/08/03 23:37:07.84 0LxMGvN1
>>587
欧州のその階層の息子なんですが、その他にも同様の例だ多数あって…
シュタイナーにはカルト臭がフンプンとしませんか?
その信者達にも同様の新興宗教臭が染みこんでいるように感じるのは偏見でしょうかね?
私に子供は無いですが、その種の学校に入れるなら、数年間ほど世界旅行させるとか
社会奉仕の参加を薦めますがね。まあ、何事も個人の自由ですが。

598: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】 【東電 58.7 %】
11/08/04 09:15:25.02 NBMdZNN+
高村薫「太陽を曳く馬」「黄金を抱いて翔べ」

ギルーおばさんお勧め「晴子情歌」「新リア王」が図書館になかったので
とりあえず読みましたよ。
マークスの時に書いたと思うけど「人形劇を裏側から見せられている感じ」
太陽~はその人形、たとえば赤ずきんと狼とお婆さんを操っているのが
同一人物だったというオチまで発見してしまった。
人物の書き分けが出来ていないどころか脚本家まで顔を出してる。

旧漢字の手紙。うざざ満開
旧漢字を使用するなら 文 章 全 体 にしてくれ
谷崎のように美文でなくてよいから。
「是が」「然し」を書けんのか!ひらがな満載の旧漢字文なんて読めんわ。

ギルーさん「最高傑作」って書いていたけど、自分は黄金~のほうがマシですよ。
オウムに死生観に不条理~お腹いっぱいっす。

599:名無しさん@お腹いっぱい。
11/08/05 13:33:01.97 X1npgKQw
>>596

今日、仕事の合間にうちに帰ったが、読んでいない本が散乱。寝心地はいいのだが、
現実世界から引き戻された、部屋の乱雑さに辟易しますな

600:名無しさん@お腹いっぱい。
11/08/05 19:56:57.24 qTQMmitC
「人生を豊にする言葉の力」

601:名無しさん@お腹いっぱい。
11/08/06 23:35:24.68 suTLZBwM
「日本語練習帳」 大野 晋

602:名無しさん@お腹いっぱい。
11/08/07 05:46:06.19 l21RaeQV
>>599
ワシの好みの環境じゃのう。居心地良さそで…

603:名無しさん@お腹いっぱい。
11/08/07 11:28:53.24 NqrSgnhB
昔、3畳半の部屋の布団の周りに本を積み上げていた。
押し入れにもつっ込んでいたけれど、目につかないところに入ると自分にとって本は死ぬ。
頭の中に正確な本の題名と内容・収納場所のリストなんてないからねえ、俺の場合。

604:あぼーん
あぼーん
あぼーん

605:名無しさん@お腹いっぱい。
11/08/07 16:15:00.30 suA8kB9+
デマとわ?

606:名無しさん@お腹いっぱい。
11/08/07 16:37:14.56 EVszGRgz
意図的に流される間違った情報

607:名無しさん@お腹いっぱい。
11/08/07 21:22:51.45 suA8kB9+
間違った情報でなければ デマとはいわんの?

608:名無しさん@お腹いっぱい。
11/08/08 07:34:58.87 Oh+G6pAp
吉村昭「三陸海岸大津波」

小学生の作文が哀しい
過去にも何度も流されて懲りているのに
また海岸沿いに家を建てる漁民
篤志家が土地を提供してもすぐ元へ戻るのは何故なのか?

(写真が無かった昔の瓦版的挿絵)がリアルで怖いです。

609:名無しさん@お腹いっぱい。
11/08/08 08:36:21.33 1K4Ad3pB
>>608
文芸春秋7月号でサワリだけ読んだよ。

まぁ、漁師だからねぇ・・海辺に棲むのが何かと便利でいいんでしょうね。


桐野夏生 「グロテスク」
 東電OL殺人事件を題材にしているが、被害者女性の周囲の人の人生をも描いている。
 最後でどんでん返しのようなことになってて驚いた。


610:名無しさん@お腹いっぱい。
11/08/08 09:13:21.56 Oh+G6pAp
>>609
桐野夏生って過去の事件に切り込むのはいいけど
掘り下げ方や描写がおざなり過ぎると思う。
いや、「東京島」のことなんだけど。グロテスクもそうじゃないかな?

611:609
11/08/08 12:53:01.68 Fg6VVBB0
>>610
「グロテスク」の場合、被害者女性の周囲の人のことは全て桐野の創作。
被害者の出身校の慶応女子高校と思われる学校の雰囲気がよく描かれてると思った。
私は学んだことないけれど、都内の私立エスカレーター校って、多分あんな感じなんじゃないかなぁ。
なぜ被害者が売春をするようになったのか・・・それも自分にノルマを課してまで・・・
というところが私には今ひとつ分からなかったけど、全体的にはよくできていると思った。
ぐいぐい引きこまれながら読んだ。

以前朝日新聞に連載されていた「メタボラ」をずっと読んでいたけど、これは沖縄の若者の話し。
離島育ちで那覇に出てきたが、職もなくて閉塞感が漂ってる若者の様子がよく出ていた。


612:名無しさん@お腹いっぱい。
11/08/08 19:10:09.56 Oh+G6pAp
>>611
「ダーク」はつまらなかったので「グロテスク」読んでみますね。
「東京島」は軽くて軽くて下らなさがわりと気にいったから。
無人島物と言えば「漂流」や「蠅の王」など暗いのが多い中で東京島は
アホらし過ぎて笑えたもんね~絶対お金を出して買わないけど。

613:名無しさん@お腹いっぱい。
11/08/08 21:03:36.47 lufAX7yG
わけわからん

614:名無しさん@お腹いっぱい。
11/08/08 21:12:13.77 Fg6VVBB0
>>612
「グロテスク」はお勧めだけど、ナイーヴな人だとちょっとトラウマになるかも。
心理描写は秀逸だと思いますが・・・。

私は「東京島」は読んでないけど、去年映画化されましたね。
木村多江が新境地を切り開いたみたい。
「蝿の王」は学生時代に読んだ。

近年映画化された作品では、これも新聞の連載小説だが、吉田修一の「悪人」がよかった。
主人公の九州弁が心に響いた。
新聞の連載を読んでいる時は、早く夕刊が来ないかと待ち遠しかったのを覚えてる。
それからもう一つ新聞の連載小説・・・「軽蔑」は、ドロドロした愛憎模様が、読んでいて少し辛かった。
朝刊向けの小説ではないなぁ~と感じた。


615:名無しさん@お腹いっぱい。
11/08/09 07:46:20.65 26/iJ9/H
>>613
三陸海岸大津波 週刊新潮
東京島     コロコロコミック
蠅の王     中三時代
ダーク     アサヒ芸能

こんな感じ

616:名無しさん@お腹いっぱい。
11/08/09 15:50:01.90 QgV8Zu5c
新潮と文春は、かならず立ち読みする

617:名無しさん@お腹いっぱい。
11/08/10 12:40:33.08 3hIJ28UI
アメリカの高校生の世界史の教科書をNYで買ってきたが、モンゴルの日本侵略のところが
面白い。

618:名無しさん@お腹いっぱい。
11/08/10 16:17:28.69 otz6PpQj
どんなこと書いてあるの?

619:名無しさん@お腹いっぱい。
11/08/10 17:19:59.85 LTVqwYFt
ジンギス・ハーンが義経だったとかかもよ。

620:名無しさん@お腹いっぱい。
11/08/10 21:36:54.74 x8NQxBbD
蒙古は怖いよ

621:名無しさん@お腹いっぱい。
11/08/11 11:54:09.98 G95JRtJC
三浦綾子「母」小林多喜二の母が語る多喜二像

昔はみんな貧しかったけれど一族に金持ちがいたら
貧しいけれど賢い子には進学する費用を出してやるという
良い時代でもあったんだね~

622:名無しさん@お腹いっぱい。
11/08/11 14:11:44.55 i5/MpRdN
失敗の本質って、今、インパール作戦のとこ読んでるんだけど、牟田口中将って
盧溝橋事件のときの、連隊長だったんだな・・・

623:名無しさん@お腹いっぱい。
11/08/12 00:40:39.50 nryYiEEG
>>622
知らんのか?
牟田口が真のA級戦犯といわれているのを
日本政府の中国との戦争不拡大方針に逆らって戦火拡大
アメリカの介入を招きなおかつ起死回生で強引に計画した
インパール作戦では多くの日本将兵を餓死させた
極東軍事裁判が茶番といわるのもそのひとつ
A級戦犯で絞死刑になった者たちは
中国ともアメリカとも戦線交えようとは最初はさらさら思っていなかった


624:名無しさん@お腹いっぱい。
11/08/12 00:55:03.69 nryYiEEG
>>621
>貧しいけれど賢い子には進学する費用を出してやる

それでよいと思う
今のようにバカでもなんでも高校授業料無料化では意味がない
頭の悪い子は義務教育終わったら働きに出て
いずれは学問でお国のお役に立てるぐらいの頭の良い子は
高校、大学もいかせてあげるべき



625:名無しさん@お腹いっぱい。
11/08/12 10:00:39.43 I07t0c5l
>>481
亀だけどあのシリーズは「夏目友人帳」(アニメ)と同じようなテーマだね

626:名無しさん@お腹いっぱい。
11/08/12 12:46:48.09 l8ez0U0r
>牟田口が真のA級戦犯といわれているのを

牟田口も辻も日本国民に刃を向けた情緒主義のさいて~な男だな。

いまでも、永田町にはいっぱいいるよな


627:名無しさん@お腹いっぱい。
11/08/12 16:23:28.96 jcBIMlM/
>>626
牟田口一人のために兵士、子供、女性、老人310万が犠牲になったようなもの
満州国だけなら欧米もとくになにもいってなかったのだから

628:名無しさん@お腹いっぱい。
11/08/12 17:33:24.75 v0n1Ffeb
町田康の「告白」は、ここ数年で読んだ中で一番です。

アマゾンでの評価もとても良いです。
関西人の方はとくにお勧めです。
騙されたと思って、是非読んでください。

629:名無しさん@お腹いっぱい。
11/08/12 21:37:26.75 xStAmp5X
>>628
だまされたと思って読んでみますので
簡単な概要を
ネタばれのないよう簡単でよいですので

630:名無しさん@お腹いっぱい。
11/08/12 23:55:08.69 Z2YxFsC3
「この国の失敗の本質」  柳田邦男

631:名無しさん@お腹いっぱい。
11/08/13 02:11:20.56 jPU12qtA
面白いのは日本を占領してまもなく朝鮮戦争
アメリカは中国、ソ連と闘う羽目になり戦前の日本と同じ
ことをしていることに気づいた
そこで日本がなぜ朝鮮半島を植民地にし満州国建設を目指したか理解した
日本の位置する地政学上のリスクを考えるとこれは定石だったのだと

だからといっていかなずうずうしいアメリカ人でも
中国ではなく日本と初めから組めばよかったなどということは
ピカドン2発も落とした後では口が裂けてもいえない


632:名無しさん@お腹いっぱい。
11/08/13 02:31:17.32 HwEn2uxL
ノラクロ

633:名無しさん@お腹いっぱい。
11/08/13 15:14:35.31 P7g5Oin6
町田康『告白』について、
「人はなぜ人を殺すのか」というのがテーマの作品です。
生まれもって殺人鬼みたな人では決してなく、
愛すべき面も多々ある熊太郎が殺人を犯してしまい自殺します。
殺人は犯していないし、これからも決して犯さないけれど、自分も熊太郎的だと思いながら、
読む読者が多いのではないでしょうか。
テーマは重いですが、文章は非常に面白いです。
会話文は「河内弁」で、河内出身者が一番面白いと思えるだろうし理解できると思います。


634:名無しさん@お腹いっぱい。
11/08/13 15:27:07.33 P7g5Oin6
amazonの評価に?と思うこともあるけれど、

町田康『告白』については、
amazonの評価を評価する。

時間もないし(言い訳かよ)、上手く書けないので
amazon見て下さい


635:名無しさん@お腹いっぱい。
11/08/13 20:20:14.31 hi/j7z1r
南京事件(南京大虐殺)関連の本
ここでは論争はしたくない

636:名無しさん@お腹いっぱい。
11/08/13 21:11:01.08 3eFllHk1
>>635
そうだなやめといたほうがよい
君の学生時代とは違うのだから
もうみなマスゴミのウソは見抜いているし
自称進歩的知識人も「政治家」になった者しか生き残れていない
のが現実

637:名無しさん@お腹いっぱい
11/08/13 21:19:27.06 rUeqBtXj
>>631
同意見だけど、結局アメリカと日本が大戦争した理由は、太平洋の支配権争いの方が
主たる目的だったんじゃないのかな。だから、アメリカは開戦不可避となる
仏印進出に至るまでは、日本が朝鮮や満州、中国でやっていたことの理由について
無関心だったんだろ。で、とるモノを取ってから、朝鮮で喧嘩しかけられたり、もっと
後になってベトナムで、気がつけば日本軍でもやらかさなかったようなことをやっちまった
自分たちに愕然となったんだって、アメリカ政府の役人から聞かされたことがある。
だもんで、「これからはもう、一蓮托生だからな」って、日本の歴代内閣を脅しているんだって。


638:名無しさん@お腹いっぱい。
11/08/14 22:32:32.97 +gb9Kz+z
この時期は映画だけど

「日本のいちばん長い日」

でしょうか?


639:名無しさん@お腹いっぱい。
11/08/15 10:01:32.98 /3a1NqNl
もう敗戦記念日ごろになると、未だに戦争ドラマをやって疑問も感じていない日本のテレビ人には辟易してるわ。

640:名無しさん@お腹いっぱい。
11/08/15 10:12:50.85 +LM11VZ2
ふーんテレビ見ないからワカンネ。

641:名無しさん@お腹いっぱい。
11/08/15 15:24:32.44 MV9SdFYZ
夏になると、一応戦争関連の本をちょっと読むようにしている。
石原莞爾「最終戦争論」からジョン・ダワー「敗北を抱きしめて」くらいまで
一昨年は加藤陽子「そ

642:名無しさん@お腹いっぱい。
11/08/15 15:34:23.61 MV9SdFYZ
ちょっと重くて途中で切れた。なんとか攻撃の最中か。

夏になると、一応戦争関連の本をちょっと読むようにしている。
石原莞爾「最終戦争論」からジョン・ダワー「敗北を抱きしめて」くらいまで
一昨年は加藤陽子「それでも日本人は戦争を選んだ」保坂正康「本土決戦幻想」
去年は水木しげる「総員玉砕せよ!」
芸能人の体験記が案外よかったりする。加東大介「南の島に雪が降る」とか。

643:G
11/08/15 16:12:05.54 vqU9EhWG
>>623さん
「極東軍事裁判が茶番」

これは賛成。

佐藤優の解説付きの以下のを読んだが、大川の説は実に説得力がある。
少なくとも、アメリカの「テロ戦争」やイラク戦争開戦理由よりも
ずっとマトモだと思った。

「日米開戦の真実 大川周明の『米英東亜侵略史』を読み解く」


>>627>>626さん
確かに日本の将軍クラス、特に参謀にはひどいのが多い。
服部卓四郎、辻正信などは、日本を滅ぼした元凶だ。

さらに当時の外交を誤らせた松岡洋右(外務大臣)、大島浩(駐独大使)らは、
日本人自らがさばき、極刑にすべきだった。


>>642さん
ダワーのは西部邁と佐高信の「学問のすすめ」をみて、読んでみたが
本当の優れた本だった。

個人的には、戦争そのものを最も鋭く描いたのは
大岡昇平の「レイテ戦記」だと思う。



644:名無しさん@お腹いっぱい。
11/08/15 17:25:49.96 cYkG6pVd
参謀本部自体は、インパール作戦やガダルカナル作戦って基本的には
反対だったが、イケイケドンドンのアホな現場将校が、「俺にとらせろ」
とか、マジ陸士・陸大はなにを教えていたんかいな

645: 忍法帖【Lv=7,xxxP】 v(・x・)v鈴木雄介 ◆JSPf4VvHXo
11/08/15 20:05:08.92 JWWZEsgY
青空文庫を中心に、無料で参加できる読書会を開催しております。なるべくコテを付けて参加して下さい。でも名無しもオッケーだよ♪カモンナーウ

【ケンカ乱闘】読書会スレ7【なんでもあり】
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646: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】
11/08/15 20:59:06.23 z6YhvXac
>>644
そのイケイケドンドン体質、現代にもあるような気がする
自分は長く営業部にいたが慎重論はたいていかき消され
イケイケドンドン論のほうが通ったそしてたいてい失敗した
そして特攻隊  統率の外道と百も承知で行った作戦ではあるが
これも現代でもある
中高年の自殺の多くがそうだね 
自分が死ねば
家のローンは保険でチャラになり、生命保険も入るので
女房、子供はとりあえず生活できるし上の学校にも入れて上げられる
自分が生きていると一家離散することになる
女房から暗に示唆されることもあるみたいだ


647:名無しさん@お腹いっぱい。
11/08/16 01:44:08.71 ORDeIs8h
>>645
ん?ウサギさん?

648:名無しさん@お腹いっぱい。
11/08/16 10:33:51.14 1Lx3hTtS
まあ、日本は白人連合体からインテリジェンス・スパイ活動からはオミット
されているし、資源は自腹で買わされている。軍事力は支那・朝鮮がいちゃもん
をつけ、あげくにアメリカまでが、核の傘にいれてあげてる意味わかってんのかと
恫喝。よくまあ、こんな国が普通の国だとでかい面しておれるよな、と関心するw

649:G
11/08/16 10:49:31.80 EXOvts79
>>644さん
「マジ陸士・陸大はなにを教えていたんかいな 」

これって言えますねえ。
当時の参謀将校なんてのは、特別のエリートで瓶子の命や苦労とか全く考えてない。
将校団や職制の中の出世しか考えてない。
今の高級官僚と、思考や行動が全く同じ。
将来の国民の健康被害よりも、自分たちの省益や天下り先の確保が大事。

高級軍人たちは、敗戦間近になっても縄張り争いと出世競争していた。
服部卓四郎何てのはさらにすごく、部下を見殺しにして自分は生き残り、
戦後は自衛隊を乗っ取って戦前型の国家に戻そうと画策していた。


>>646さん
男はつらいよ、というところでしょうかね。
おれもマンション買っちゃったけど、こういう持ち家政策なんてのも、
結局は銀行や財務省の利益のために国策だったと思うな。
今になってみれば、借家でも同じだもの。

>>648さん
おれも佐藤優の本読んで、それ感じてますw



650:名無しさん@お腹いっぱい。
11/08/16 17:00:04.67 Cm40c7lQ
夏休みに、若いのが読むべき、厨二病的名作って何だろうね。
俺は三島由紀夫「午後の曳航」だと思う。
中学生たちが、英雄から義父に成り下がろうとしている男を殺す話。
こないだ読んだけど、まさか自分が殺される男の側から、読みなおすとは思わなかった。
40年前には。

651:名無しさん@お腹いっぱい。
11/08/16 20:29:46.79 aBPNGUA0
>>649
海軍の山本五十六にも同じことが言えるね
空母を中心にした機動部隊になんら関心がなかった南雲を
攻略部隊のトップにすえていた 
機動部隊に精通していたのは小沢であり山口多門だったのだが
あくまで長幼の序(どっかで聞いたセリフだね)を重んじた
ミッドウェーでも山本五十六の戦艦部隊は空母攻略隊の100キロ
後方  これでは意味がない
命がけで闘ってたのは現場の兵隊でお偉いさんたちは
あくまで組織内政治を重視していたな
ま、そう言う性格だから組織でえらくなったのだが


652:名無しさん@お腹いっぱい。
11/08/17 00:50:35.79 RjBaxOXj
みな明治の人は偉かったそれに比べて昭和はというけど
日清、日露で指揮を取ったのはみな江戸時代に武士の子として藩学校で学んだ世代
太平洋戦争で指揮をとったのが明治時代の教育を受けた世代
本当にえらかったのは江戸時代に武士としての教育を受けた
者たちだったのかもしれない

653:名無しさん@お腹いっぱい。
11/08/17 08:10:28.69 Y1Z3mOB4
世の中、そんなに単純じゃないわい。

654:G
11/08/17 12:13:05.76 QG0AoZUc
>>650さん
「夏休みに、若いのが読むべき、厨二病的名作」

これって面白い設定ですね。
おれ的な「小学生から中学生夏休みのお勧め」は、

□「ツバメ号とアマゾン号」アーサー・ランサム
□「黒海の白帆」ワレンチン・カターエフ
□「どくとるマンボウ青春期」北杜夫


655:G
11/08/17 12:13:58.93 QG0AoZUc
>>651さん
賛成です。

日本陸海軍の指揮官の選び方は、能力、適正ではなく、
卒業時の成績、派閥、年功が基準で、そのために無能な指揮官が多かったですね。

ご指摘の通り、現場指揮官としてきわめて有能な山口多聞を外したのは、重大なミス。
レイテ戦での栗田艦隊の「謎の反転」も、結局は栗田司令官の「無能」が原因。

翻って一線で戦う兵隊、下士官、下級将校たちの勇敢さ、有能さ、忠誠心は見事なもの。
戦後、よく「物量で負けた」云々の話が出ますが、物量で勝っていた戦場でも負けていますね。
日露戦争などは、国力に圧倒的な差があっても、物量を集中してほぼ互角まで持って行き、
あとは将兵の能力差で勝利した。

国力や技術の差を言う前に、陸海軍の対立、規格の不統一、方針のゆらぎなどで、
100の力を10も発揮できなかった軍部首脳の責任の方が、ずっと重大だと思う。
「物量で負けた」は、無能指揮官のいいわけに過ぎない。


656:名無しさん@お腹いっぱい。
11/08/17 12:57:04.08 FHW0SOF7
旧制高校・帝大か陸士かっていうくらい入学は難しかったが
結局アホ製造学校だったんだな

657:名無しさん@お腹いっぱい。
11/08/18 02:26:11.67 bwcbmqnI
↑一概にそうともいえん

658:名無しさん@お腹いっぱい。
11/08/18 11:40:27.53 CbrQYLGg
石原莞爾なんかは、未来性世界観はあったとおもう?

659:名無しさん@お腹いっぱい。
11/08/19 17:04:06.75 HDEWZIP8
↑評価されてるの?

660:名無しさん@お腹いっぱい。
11/08/20 12:30:34.74 ToEOglHH
水村美苗「本格小説」

これはですね~本格です
嵐が丘が和風になりギャッツビーの世界が入り込み
成り上がりを成り上がりが駆逐する小気味よい小説ですね
あ~ロマンチック風味もありますね

661:名無しさん@お腹いっぱい。
11/08/21 00:15:16.87 5k85yjv+
「人は死ねばゴミになる」  伊藤栄樹

662:名無しさん@お腹いっぱい。
11/08/21 11:55:35.96 YsFMnGNF
 ゜ ,   , 。 .   +  ゜   。  。゜ . ゜。, ☆ * 。゜. o.゜  。 . 。゜ ,
。 .  .。    o   .. 。 ゜  ゜ , 。. o 。* 。 . o. 。 . .。 . 
        。   .   。  . .゜o 。 *. 。 .. ☆ . +. .  .。 . 
 。 .  . .   .   .  。 ゜。, ☆ ゜. + 。 ゜ ,。 . 。  , .。 . ゜。,
゜。゜+゜`, o。。.゜*。゜ 。.゜ 。 ☆+。。゜. ° 。 .   ,      ゜    ゜. 
 。, .゜。 + ☆。,゜. o。 。+ 。゜.,  . ゜   ,   。     。   .  
 ゜. o * 。゜。゜.。゜。+゜ 。 。 ゜。 ゜ 。  ゜。 。 ゜。 ゜ 。
゜` .゜ .゜. ゜. . ゜  .  ゜  .   ,  .  .    / .  .   。      
                          /
                        ☆
                                 死して屍
                                    拾う者無し 管直人

           終
          /⌒ヽ
          l_ 0..0
            l冊
"''"" "'゛''` '゛ ゛゜' ''' '' ''' ゜` ゛ ゜ ゛''`"''"" "'゛''` '゛ ゛゜' ''' '"''"" "'゛' "''"" "'゛'


663:名無しさん@お腹いっぱい。
11/08/22 11:34:32.35 1Tv1Rl1l
ゴミには廃棄料金がかかる・・・死してなお金が必要

664:名無しさん@お腹いっぱい。
11/08/22 19:18:31.46 h+9BTU7y
お金が無ければ三途の川の船賃が困るがな    ほんまや

665:名無しさん@お腹いっぱい。
11/08/23 09:03:53.50 KRsQwlYY
川原でのたれしぬしかない

666:名無しさん@お腹いっぱい。
11/08/23 09:28:46.61 CpuxCq7c
↑ 目障り  汚い

667:名無しさん@お腹いっぱい。
11/08/23 12:11:48.28 KRsQwlYY
江戸時代以前には高僧や武士階級・高級貴族階級にしか墓はなかったよ

668:G
11/08/23 14:27:45.36 v0DLTv+6
>>658さん
石原完爾は、帝国軍人に理論家が少なかったので、やや過大評価されていると思う。
近年「最終戦総論」を読み直したが、若いところと非常に印象が違った。

戦争が国家全体を統合した総力戦になり、二次元から三次元、
さらに多次元に発展する、などは、C3の予言のようで面白い。

一般的に石原完爾は、東洋を代表する日本と、西洋の米国(欧)が、
過去数百年の東西対立の結果として、雌雄を決する、と主張している。
……と言われている(と、おれは思っていた)。

だが、よく読むと、東洋の代表は、必ずしも日本であるとは限らない、というニュアンスがある。
もともと、石原完爾満州国を他民族共和の国にして、「東亜」全体に目配りがあった。
あるいは、日本が敗北し、その後、中国が再興して、再び西洋との
「最終戦争」があると、予測していたのかも知れない。
19世紀末からの中国の隆盛や、鄧小平の「力を蓄えて30年待て」などを
考えると、以外と石原完爾の「最終戦争」は、主役を日本から中国に替えて
実現するかも知れない(^_^)


>>667さん
その通りですね。
そもそも「名字」がないと、家の連続性がなく、先祖霊をまつる墓も必要なし。
ただし、檀家制度があったので、庶民でも過去帳には記入され、
丸石の一つも置かれたと思う。
(何年かたつと忘れられたろうが)



669:名無しさん@お腹いっぱい。
11/08/23 17:31:08.39 CpuxCq7c
ところで石原の成績ってどうだったなかな

670:名無しさん@お腹いっぱい。
11/08/23 21:39:10.48 yicKQJmw
水呑み百姓にも墓はあった。
土葬なんだから何らかの形で「ここに埋まってまっせ」という標識がないと、
うっかり数年前に埋めた場所に穴掘ってしまったり、ひどい場合は、腐り落ちた
棺おけを踏み抜いてひどい目にあったんだからさ。
うちの田舎の田舎の、も一つ田舎の山ん中じゃ、「墓参りのときは、なるべく墓石と
墓石の中間を歩け」と言われてた。
うっかり端っこを歩くと、踏み抜くのさww

671:名無しさん@お腹いっぱい。
11/08/24 01:08:06.52 NQEGbzIy
本家が戦国時代に建立されたお寺さん
北条家落城の時に武士を辞めて高野山で修行して建立したとのこと
昔は田畑の中にあったような寺なのでたぶん
檀家は農民がほとんどだったはず
琵琶法師、軍医ならぬ僧医はみな檀家のお布施だけでは
到底食べていけないので坊さんのサイドビジネスだった
昔はみな貧しいながらものんびりしてたのだろうと思うもの多かれ度
けしてそうではないと思う

672:名無しさん@お腹いっぱい。
11/08/24 17:00:57.27 W/0znSZ8
村上春樹訳「さよなら、愛しい人」レイモンド・チャンドラー

ヴェルマーという名前が出たところで、高校生の時に読んだことを思い出した
春樹の訳は微妙な感じ、可もなし不可もなしってとこ。
とっつきは悪い、数ページすんなり入れなくてイライラした。
昔読んだ時の訳は誰だったんだろうね~

673:名無しさん@お腹いっぱい。
11/08/26 21:03:56.55 JrRWMNzc
どこがいいの?

674:名無しさん@お腹いっぱい。
11/08/27 00:17:38.77 JtYE8gXQ
>>673
レイモンド・チャンドラー「さらば愛しきひとよ」は

マーローという私立探偵の冒険活劇シリーズの一冊
美女ヴェルマーを愛した務所帰りムースに偶然出遭ったマーローが
大富豪、美女、警官の腐敗などと渡り合う展開が面白い
チョイ役の個性も光っていますよ~
春樹訳じゃ無い方が読みやすいかも

675:名無しさん@お腹いっぱい。
11/08/27 19:49:53.77 A534Acp1
レイモンド・チャンドラーの翻訳といえば清水俊二だろ
映画の字幕のほうでも有名だけど

676:名無しさん@お腹いっぱい。
11/08/27 20:31:54.61 JtYE8gXQ
>>675
清水俊二ってマザーグースを訳した人?

677:名無しさん@お腹いっぱい。
11/08/27 22:13:35.93 A534Acp1
マザー・グースの訳者かは知らない。
マザー・グース風の童謡が出てくる「そして誰もいなくなった」
は清水俊二の訳だね。
厳密にはマザー・グースではないらしいけど。
「長いお別れ」も清水俊二だったね。

678:名無しさん@お腹いっぱい。
11/08/27 22:31:57.79 JtYE8gXQ
>>677
さんくす、きっとその人だ@昔読んだチャンドラー
クリスティも読みやすかった

679:名無しさん@お腹いっぱい。
11/08/27 22:35:51.35 ntLIiTjc
歎異抄

680:名無しさん@お腹いっぱい。
11/08/28 00:03:47.21 JF5x4C3u
浄土真宗のかたですか?
わたしは正法眼蔵記のほうが好きです

681:名無しさん@お腹いっぱい。
11/08/28 00:51:20.99 tvrNZtbt
貞慶「愚迷発心集」を読む 多川俊映

682:名無しさん@お腹いっぱい。
11/08/30 22:41:17.32 bsfZUlW4
正法眼蔵随聞記?

683:名無しさん@お腹いっぱい。
11/08/30 23:06:54.64 TV/mpaUs
(タイトルだけ挙げる)は不親切じゃないですかねぇ

出来ればここが面白いとか、一日に1ページ読んでいるとか
何かコメント付けて欲しいんですけど。
寝っ転がって読んでいるとだけでも。

684:名無しさん@お腹いっぱい。
11/08/30 23:42:00.13 gzgQyQHW
↑酸性。

685:名無しさん@お腹いっぱい。
11/08/31 00:26:49.61 0X7DalGU
>>682
すみませんそうでしたww

686:名無しさん@お腹いっぱい。
11/08/31 09:14:49.26 XkryBWNa
3 :名無しさん@お腹いっぱい。

様々な「カストリ雑誌」を愛読しているゼッ!!!

当時が懐かしいのう








687:G
11/08/31 11:42:39.15 A7wyClIk
>>670>>671さん
お墓の話の蒸し返しで悪いが、時代・場所・宗派によって違う。
一般的に言えば、庶民が「墓石」を立てるようになったのは、江戸時代後期。
それ以前は、土葬した場所に自然石を置くぐらい(文字無し・個人墓)。

些末なことだが「棺桶を踏み抜く」は「横長の寝棺」のことだろうか?
これは火葬が普及する近代以降のもので、江戸時代は樽状の棺に座った形で入れた。

同様に「寺を支える檀家」も江戸幕府の制度で、北条氏の時代にはない。
近世以前の寺は、自分で領地を持ち、そこから税をとって自活していた。
寺を檀家が支えるようになったのは、江戸時代の「寺請制度」から。



688:G
11/08/31 11:43:42.69 A7wyClIk
>>673さん
村上春樹がチャンドラーの新翻訳をだしていて、それ自体はいい仕事だと思う。
ただし、おれが若い頃からなじんだ文体とはかなり違い、個人的にじめない。
基本は清水俊二の文章が好みだな。
>>675さんと同意見。

清水訳のマーロウは、知的で諧謔を分かる大人という感じ。
原作だともっと若くて攻撃的な感じみたい。

映画だと当然ハンフリー・ボガードがはまり役で、ロバート・ミッチャムもいい。
ただ個人的には「ロンググッドバイ」のエリオット・グールドが最高だと思う。

最近読んで良かったのは
「犯罪」シーラッハ

ドイツの作家でミステリというので「朗読者」を思い出したが、全く違う。
短編集のせいもあるが、もっと辛辣で乾いている。
距離を置いた理性的な態度の隙間から、かすかに流れる涙がすばらしい。



689:名無しさん@お腹いっぱい。
11/08/31 14:39:18.82 q3p4m4LJ
はい、おしまい

690:名無しさん@お腹いっぱい。
11/08/31 22:32:58.03 oBhYirID
>>689
だから一行は辞めろと言ってるだろう

三つ語ちゃんと言われた20年前の女子高生以下かい?
「ウソ~~~?、ホント?、信じらんな~~~い?」


691:名無しさん@お腹いっぱい。
11/08/31 22:44:28.30 ave/qGxE
スコット・トゥロー「推定無罪」上田公子訳

訳者のせいなのかスコットの文体のせいなのか
目が滑る
もう、投げそう・・・

692:名無しさん@お腹いっぱい。
11/09/01 09:38:25.20 b8Y0LfQB
>>689さん
別におちょくるわけではないが、
「これで、おしまい」マルグリット・デュラス
という小説があるw


>>690さん
賛成ですね。


693:名無しさん@お腹いっぱい。
11/09/01 11:56:29.88 aLs6b8U0
漢字遊び  山本昌弘

694: 【ぴょん吉】
11/09/01 12:54:44.81 +oygMu7W
Gさんコテ外れてます。

695:名無しさん@お腹いっぱい。
11/09/01 15:08:48.95 6hNFGmNF
寝転びながらOXFORDの英英辞典を読んでいる。 英語で英語を表現できる方法
をもっと若いころ身につけておけばな~♪

696:名無しさん@お腹いっぱい。
11/09/01 19:48:44.57 taWx80u3
金髪女とヤレたかもしれない
というオチではあるまいな

697:名無しさん@お腹いっぱい。
11/09/01 20:00:27.42 Qk0grbWk
タレイラン評伝 ダフ・クーパー(曽村保信・訳)

フランス革命からウィーン体制まで陰にこもって活躍wした怪物政治家の生涯。
なぜにびっこの政治家にはこのタイプが多いのだろう?

698:名無しさん@お腹いっぱい。
11/09/02 17:25:07.18 JxQl9C+k
株のブログは愛読してる
株式座談会とか主催してる

金富子さんの富子会かな

それと現在ブログでも「億様株レシピ」で見れるようになって
便利だけど
みんなに知れ渡るのは寂しい感じね

699:名無しさん@お腹いっぱい。
11/09/02 21:31:12.53 ye0BvbbA
↑お一人だけで 儲けるのってひどいがな

700:名無しさん@お腹いっぱい。
11/09/03 23:23:00.80 m2tfogE0
>>687
>それ以前は、土葬した場所に自然石を置くぐらい(文字無し・個人墓)。

うーん。何処でもちょっと掘ると白骨シャレコウベが 出てくるかもなあ。
あまり出土例聞いたこと無いけど。私が知らないだけかな。

どんな白骨にも、その人なりの人生があり、死を悲しんだ人がいる。



701:名無しさん@お腹いっぱい。
11/09/04 12:52:40.46 rUDbZEk2
白骨温泉行ってきた。

702:名無しさん@お腹いっぱい。
11/09/04 17:09:20.01 Xh+T4alm
白骨温泉

もともとは「白船温泉」って言ってたのを、中里介山が『大菩薩峠』でそこをモデルに
「白骨温泉」という架空の温泉地を描いたことから、改名して本当に「白骨温泉」にして
しまったという。

703:名無しさん@お腹いっぱい。
11/09/04 20:37:36.97 Ham2xy/8
中里介山の『大菩薩峠』はすごいと言う人多いようだが
読んだことある人いる?

704:名無しさん@お腹いっぱい。
11/09/04 20:57:29.66 li/65plM
何冊かは読んだけど、文体が「ですます体」なんで妙に読みにくいんだよね。
それに滅茶苦茶長いしで、完読は不可能とあきらめた。

市川雷蔵主演の映画ははるかな昔にテレビで見た記憶があるが。

705:名無しさん@お腹いっぱい。
11/09/04 21:15:09.20 giWW9AiC
未完なので完読は不可能w

706:名無しさん@お腹いっぱい。
11/09/04 21:50:27.94 Ib9c3xAG
ああ、そうなのか。こりゃ、お間抜けな話をしてしもうたよ。

707:名無しさん@お腹いっぱい。
11/09/05 02:18:53.18 oUoPnx5v
お間抜けゎ あなただけではありませぬぞえ。

708:G
11/09/05 12:01:27.54 4Iadaezi
>>694さん
すみません<m(__)m>


>>702さん
温泉ネタだけど、つげ義春のエッセイ読んで、寂れた温泉巡りが趣味になった。
といっても、年に1,2度だけど、つげのマンガ持って温泉にいく。


>>703さん
またまた、ずれますがw、大菩薩峠と聞くと、
若い頃あった連合赤軍の事件を思い出す。


>>704さん
おれは仲代達矢が出た映画を見た記憶があるが、なんか面白かったような?!
キャラが、半分キチガイみたいな感じで、
「椿三十郎」のピストル持ったヤクザに似ていた気がする。


709:名無しさん@お腹いっぱい。
11/09/05 15:21:37.09 tLQB8v2m
>仲代達矢

彼の姪っ子・・・もう40過ぎだろうか。二十歳代のころ、モデルやっていて、
よくドライブしたな。彼の姪っ子だって知ったのは分かれた後だったw

710:名無しさん@お腹いっぱい。
11/09/05 15:32:07.15 zqNt0dFf
そりゃよかったなボクちゃんw

711:名無しさん@お腹いっぱい。
11/09/05 19:50:51.54 ME86QXq6
いい年して嫌味なやっちゃなーww

712:名無しさん@お腹いっぱい。
11/09/05 22:31:54.88 zh610ipc
「もしもノンフィクション作家がお化けに出会ったら」 工藤美代子

読んだ方います? いたら感想聞かせてください

713:名無しさん@お腹いっぱい。
11/09/06 01:04:44.60 h6RGzJn0
>>708さん
去年 二岐温泉に行ってきた。
ど奥地でしたが、結構大きな旅館もある。長湯治用の温泉地ですね。
モデルに成った温泉旅館も残ってましたね。

714:名無しさん@お腹いっぱい。
11/09/06 09:43:20.05 CBHRByKe
>>691
自己レスです

最後まで読んだら案外面白かった
自分は知らなかったけどハリソン・フォード主演で映画化されたそう。
世界的ベストセラーだったなんて、ちっとも知らんかった。
ラストに吃驚

715:G
11/09/06 11:08:00.18 GogO6jZy
>>709さん
これって仲代の姪と知り合い(恋人?)だったんですか?
すごい。
容姿なんかは、仲代に似てたんですか?


>>713さん
うらやましいですw
そこには、まだ行ってません。

どんな感じでしたか?
ここ何年(十数年?)か、つげさんが書いた温泉が、
それを宣伝に使うようになり、ちょっとがっかりすることもありますね。
まあ、自分だけ「わびしさ」を味わいたいという、さもしい根性ですが。、


716:名無しさん@お腹いっぱい。
11/09/06 23:51:42.07 wlted4kd
仲代の姪と知り合い?  それがどぅした?

717:名無しさん@お腹いっぱい。
11/09/07 06:11:52.94 vB0xkwKO
『風俗奇譚』その他の「風俗雑誌」を今でも
よく読んでるゼッ!!!!!!!!!
三島由紀夫が健在だったから、切腹マニアの記事などSMモノが多かったよナッ!



718:名無しさん@お腹いっぱい。
11/09/07 12:43:42.68 Bh4rnO7d
やっぱり三島由紀夫ってすごいんかね??

719:名無しさん@お腹いっぱい。
11/09/07 13:13:23.28 aTKXR97/
>>716

おいらの知り合いが連れてきただけだよ。まあ、知り合いの友達・・・良くあることジャンw

720:名無しさん@お腹いっぱい。
11/09/07 23:03:00.89 rEln6TED
↑友達の友達はあるかい だ    どこかできいたかな?

721:名無しさん@お腹いっぱい。
11/09/08 22:19:07.21 ia1pBBO+
邦坊 どうしてる?

722:名無しさん@お腹いっぱい。
11/09/09 15:50:42.27 5NcdT/9C
カズオ・イシグロの「私を離さないで」図書館でやっと借りられたから
読み進めたが100ページ第四章? くらいで鬱になりそうだから今夜返却w

723:名無しさん@お腹いっぱい。
11/09/10 00:37:55.99 YMT4nP9e
>>712
亀ですが  工藤美代子女史
彼女の本は「日々是怪談」は読みました
ノンフィクション作家のすべて自分で見た実話なので
とてもリアルで読み物としても面白かったですよ


724:名無しさん@お腹いっぱい。
11/09/10 23:06:46.87 jf1vkP70
狼と香辛料 涼宮ハルヒの憂鬱 とある魔術の禁書目録
俺の妹がこんなに可愛いはずはない 流転の海「慈雨の音」

725:名無しさん@お腹いっぱい。
11/09/11 16:21:50.64 Kq7xjczP
表題か?

726:名無しさん@お腹いっぱい。
11/09/12 00:44:37.23 7an2F5z9
「日本さまざま」 長谷川如是閑

727:名無しさん@お腹いっぱい。
11/09/12 13:40:16.26 d8g/bPJA
>>722

返却したあと、dvdの「ペーパームーン」テータム・ライアン。オニール親子の・・・
を借りました

728:名無しさん@お腹いっぱい。
11/09/12 14:21:27.90 EVn1wmQQ
ペーパームーンは良い作品。

水上勉「凍てる庭」

貧乏話の作家だと敬遠していたけど、なかなか味わい深い良書
自伝というか私小説なんだけど壇文雄のような息苦しさは無い。
他の作品も読みたくなった。

729:名無しさん@お腹いっぱい。
11/09/12 18:58:28.64 ztnF7WQC
檀一雄かな。

水上勉は『土喰う日々』(だっけか)しか読んだことがない。
檀一雄も『檀流クッキング』とか、『百味真髄』とか、食いもんの本ばかりだ。

730:名無しさん@お腹いっぱい。
11/09/12 19:43:40.92 aefEMRu7
檀れいのおやじ?

731:名無しさん@お腹いっぱい。
11/09/12 20:00:30.77 ztnF7WQC
檀一雄なら、檀ふみさんの父親だ。

732:名無しさん@お腹いっぱい。
11/09/12 21:02:32.27 EVn1wmQQ
>>729
はい、一雄ですね間違えた
浮気してどうこうという鬱陶しい私小説。

水上勉は「飢餓海峡」を二十歳前に読んでうんざりしていました。
人生が分かってくると小説の良さも違って見えてくるんでしょうか?
次は「五番町夕霧楼」を読むつもり

733:名無しさん@お腹いっぱい。
11/09/12 22:21:13.66 mnSah2MO
水上勉の小坊主が寺を焼くやつ。タイトル忘れた。
これは面白かったな。

734:名無しさん@お腹いっぱい。
11/09/12 23:01:28.53 8fL8ZcMm
>>733
『金閣炎上』だっけか。映画にもなったね。
三島由紀夫の『金閣寺』と同じ題材に依っている。

>>732
浮気してどうこうって『火宅の人』ですね。違ったかな。

735:名無しさん@お腹いっぱい。
11/09/13 09:16:48.82 28lKfEtA
ピンポーン

736:名無しさん@お腹いっぱい。
11/09/13 12:53:01.09 tqlG3gEP
立原正秋の本なら、日経新聞で連続小説になって、何回か読んだ。
山本陽子と二谷がテレビに出てセックスしいていたな

737:名無しさん@お腹いっぱい。
11/09/13 14:58:18.22 AZQ3ZYe6
>>734
そうです「家宅の人」詳しく覚えていないけど身勝手な男の自分語り

738:G
11/09/13 15:04:42.34 brvJCA8i
>>717さん
「奇譚クラブ」は、高校くらいまで?あったので、本屋でこっそり買ったな。


>>729さん>>732さん
水上勉の「飢餓海峡」は、映画がすばらしかったので本も読んだが、
正直、映画の方がよかったと思う。
昔読んだだけだが「霧と陰」なんか、よかった記憶がある。


>>736さん
立原正秋は「諸君」という雑誌に連載していたエッセイが良かった。
その後、渡邉淳一が、京都、焼き物、着物、とかネタを出してきたが、
これは立原正秋のマネか、とおもった。


739:名無しさん@お腹いっぱい。
11/09/13 15:23:42.64 AZQ3ZYe6
Gさん「霧と影」だと思う、夕霧楼の次に読んでみるサンクス

立原とズンイチさんをそんな風に言わなくてもww
二人とも男の理想の女を描いているから似るんじゃないか?
ズンイチさんは実在の人物を描くと違うよね?
「阿寒に果つ」とか「女優」とか。女から見ると厭な女を描ける

740:G
11/09/14 16:40:52.34 RRDMALqe
>>739さん
すんません<m(__)m>
どうも、淳一さんは、好みに合わなくて。
「実在」は、当たっていると思いますね。
野口英世も、他より良かったし。


741:名無しさん@お腹いっぱい。
11/09/14 23:10:07.25 RxGwXo6Y
ズンイチっつぁんてどこがええねん?  老人のエロじゃ?

742:名無しさん@お腹いっぱい。
11/09/15 08:44:27.53 CyC5VMHk
いいとか悪いとか、好みなんですから他人が評価をしてもしょうがない

レビューを参考に読むのも良いし
本屋で手に取って確かめるのも良し

エロでも暇つぶしになります@ズンイチ
個人的には、定価で買ってまで読む本じゃあないとは思う

743:名無しさん@お腹いっぱい。
11/09/15 14:25:29.16 Bb68P3/4
今までは新潮や文春の翻訳物ばかり読んでいたのですが、時代小説デビューしました。
藤沢周平『暗殺の年輪』
面白かったんですが、短編なんですね。
お薦めの長編の時代小説ありましたらお教えください。

744:名無しさん@お腹いっぱい。
11/09/15 14:47:25.57 FV78o7g9
私はここんとこ、上田秀人ばかり読んでる。

745:名無しさん@お腹いっぱい。
11/09/15 22:59:51.03 hHc2O0VT
私はここんとこ、習慣新調ばかり読んでる。

746:名無しさん@お腹いっぱい。
11/09/16 00:30:01.52 GHXCnLNI
>>743
藤沢周平の長編なら「用心棒日月抄」シリーズはどうでしょう?
腕に覚えのある浪人が江戸の人材派遣屋に登録して
日々の仕事をこなしていくと言う内容



747:名無しさん@お腹いっぱい。
11/09/16 15:30:39.14 Zu2gJHhz
>>746
ありがとうございます。
シリーズということは長く楽しめそうですね。
さっそく本屋へ行ってきます。

748:名無しさん@お腹いっぱい。
11/09/16 15:38:07.30 WmwFZH/l
>>745

おいらは、ついでに習慣文春のグラビアページはコンビニでチェック

749:名無しさん@お腹いっぱい。
11/09/17 00:01:24.73 J9UIUxGr
↑ 立ち読みヤメレ

750:名無しさん@お腹いっぱい。
11/09/18 00:53:46.73 ChRAK7wb
>>743
「用心棒日月抄」は連作時代小説です。
これ以外に「蝉しぐれ」(少年藩士の成長物語)とか
「風の果て」(波乱に富んだ物語)もお勧めです。
藤沢周平はいいですよ。


751:名無しさん@お腹いっぱい。
11/09/18 07:56:24.82 ef9a0NLM
藤沢市もいいですね

752:名無しさん@お腹いっぱい。
11/09/19 00:07:29.36 ZQgNRkrH
断然 平塚やがな

753:名無しさん@お腹いっぱい。
11/09/19 04:05:56.48 IMS3JD5t
司馬遼太郎先生

櫻井良子先生
「国難に克つ」


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