10/10/13 09:02:15
台所に金の延べ板…夫の遺産隠す 82歳の妻脱税の疑い
86歳で病死した不動産賃貸業の夫の実家で見つけた現金や金の延べ板を申告せず、相続税約1億3900万円を脱税したとして、大阪国税局は京都市北区の相続人(82)を相続税法違反容疑で京都地検に告発した。
重加算税は約5600万円で、すでに修正申告して納付したという。
関係者によると、相続人は夫が入院していた2005年春以降、京都府内の夫の実家を掃除中に仏壇や台所で夫が所有する現金と金の延べ板(相続時で約1億円相当)を見つけた。
夫が07年に死去した際、自分と娘3人で計約12億1800万円の遺産を相続したが、延べ板の売却代金や夫の預貯金口座の現金を自分名義の口座に移すなどして約3億4千万円少なく申告。相続税約1億3900万円を脱税したとされる。
国税局に対し、相続人は「財産を残しておきたかった」と説明したという。
(朝日新聞)