09/07/20 06:45:23
>>477
マジよ! ネットで調べた、歴史的にも正当な使用法だよ ('・ω・`)
ヒステリーの語源はギリシア語の husterikos「子宮(の病)」、二世紀ギリシャの医学者ガレノス(ルネサンス以降のラテン名:クラウディウス)は「ヒステリーは処女・修道女・未亡人で顕著にみられる、特に熱情的な女性における性行為の欠乏による疾患」と書いている。
以来、中世~ルネッサンス期にもヒステリーは「エロティシズムの発作」と考えられ、その処方箋は既婚者には性交、未婚者では助産婦による膣前壁(や骨盤)へのマッサージであった。
近世でもビクトリア期までは、女性特有の疾患や「問題を起こす傾向」があるとヒステリーと診断され、水圧のかかった水や、医師の手による外陰部へのマッサージが施術された。
(これは今でいう自慰によるオーガズムとして知られる)
必ずしも奏効するとは限らないこのマッサージは、医師にとって時間のかかる・つらい仕事で、甚だしきに至っては職業病の腱鞘炎を起こすことも。 1880年代に英国の医師ケルシー・シュタイナーらは電気動力のバイブレーターを発明。
はるかに少ない労力で迅速に(時間から分に短縮し)女性を絶頂に至らしめる解決法を提供した。この電動バイブレーターは人気の医療機器になり、医学界は至宝を手に入れたと慶んだ。
(なお 1880年代の発明説…には異説もあり) 最初の電気式の振動器は 1873年にフランスの精神病院でヒステリー治療に使われたとする文献もある。
家庭用のバイブレーターは 1902年に米国ハミルトンビーチ社によって、ミシン・扇風機・紅茶沸かし器・トスターに次ぐ5番目の電化製品として(掃除機やアイロンより10年も早く)世に出された。電マは由緒正しき電化製品なのだ。